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第15章 1-27 フィリオクェ問題 [ヨハネ伝]


この26節だけではなく全体から判断すべきことのようだが、ここに論争があるようだ。

26
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"When the Counselor comes, whom I will send to you from the Father, the Spirit of truth who goes out from the Father, he will testify about me.
わたしが父のもとからあなたがたに遣わそうとしている弁護者、すなわち、父のもとから出る真理の霊が来るとき、その方がわたしについて証しをなさるはずである。
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聖霊が「父から」でているのか「父と子から」でるものなのかである。
この節では、「 I will send 」となっているのでイエスも含むべきとは思う。

東西教会の歴史的な対立になっているので、私が「そうだろ」と簡単に言えるものではないとも承知している。

事実、分からない。
フィリオクェ(Filioque)とは「~と子から」という意味で、
ニカイア・コンスタンティノポリス信条(381年)の原文を
ローマ教会がギリシャ語からラテン語に翻訳しようとする際に、
勝手に加えたようだ。
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