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第22章 1-30 ローマ市民権 [使徒行伝]

エルサレムにて、パウロはユダヤ民衆のリンチにあう。
それを軍人が保護した形になったが、
パウロから詳細を聞くためムチを使おうとした。


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As they stretched him out to flog him, Paul said to the centurion standing there, "Is it legal for you to flog a Roman citizen who hasn't even been found guilty?"
パウロを鞭で打つため、その両手を広げて縛ると、パウロはそばに立っていた百人隊長に言った。「ローマ帝国の市民権を持つ者を、裁判にかけずに鞭で打ってもよいのですか。」
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パウロは、ローマ市民権を持ち出し自分の身を守ろうとした。
当然言うべきことである。

ローマ帝国は属州や奴隷の存在を前提としているが、
この時代のこの状況下で、パウロ個人としても初期キリスト教会としても
どうしようもないことだろう。

植民地や奴隷の解放の問題は、まだ彼らの仕事ではなかった。

何事も時代の制約・限界を抜きにして、
現代の価値観で低評価を与えることは愚かでしょう。

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