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第6章 1-24 パウロと奴隷 [エペソ書]

パウロは奴隷制度を否定しなかった。
そもそも、この時代はまだ否定する段階ではなかった。

その上で、パウロは奴隷の態度や主人の態度のあり方を語った。

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And masters, treat your slaves in the same way. Do not threaten them, since you know that he who is both their Master and yours is in heaven, and there is no favoritism with him.
主人たち、同じように奴隷を扱いなさい。彼らを脅すのはやめなさい。あなたがたも知っているとおり、彼らにもあなたがたにも同じ主人が天におられ、人を分け隔てなさらないのです。
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社会の現実をまず肯定した上で、共に幸福を感じれるようにしようとした。

「真のヒューマニストは冷徹なリアリスト」と誰かが言った言葉だが、
パウロがそうだったのかもしれません。

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