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第1章 1-30 肩書き拒否 [ピリピ書]

フィリピへの手紙では、テモテも加えている。

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Paul and Timothy, servants of Christ Jesus, To all the saints in Christ Jesus at Philippi, together with the overseers and deacons:
キリスト・イエスの僕であるパウロとテモテから、フィリピにいて、キリスト・イエスに結ばれているすべての聖なる者たち、ならびに監督たちと奉仕者たちへ。
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個人ではなく教会に宛てた書簡なので、パウロは自分ことを「使徒」と表現するはずが、今回は「僕」となっている。

その理由が、弟子テモテがフィリピの教会と関係が深いので、
そこに自分の「使徒」という肩書きを出すのは控えたと考えるようだ。

権威主義で威圧するのを嫌った配慮だが、
言う時は辛辣でもある。パウロはかなり柔軟な人のようだ。
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