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テモテ前書 第5章 1-25 再婚は違反 [テモテⅠ・Ⅱ]

教会は寡婦名簿を作成し、真に必要としている寡婦の世話をしていた。
その際、60歳以上とした。
その理由が、

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Thus they bring judgment on themselves, because they have broken their first pledge.
前にした約束を破ったという非難を受けることになるからです。
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寡婦登録して援助を受けるには再婚禁止を誓うこととなる。
が、気が変わって再婚することになれば、違反となるからだそうだ。


困窮している真面目だった寡婦を優先するというのは、
教会としても現実的な対応だったのだろう。

9節では再婚した人はダメのように書いている。
しかし、

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So I counsel younger widows to marry, to have children, to manage their homes and to give the enemy no opportunity for slander.
だから、わたしが望むのは、若いやもめは再婚し、子供を産み、家事を取りしきり、反対者に悪口の機会を一切与えないことです。
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と、ここでは推奨している。
この手紙では、頭の中で考えた抽象的神学的な判断ではなく、
現実的にその女性の幸福を考えている。

この判断は配慮を感じさせるが、
60歳と決めてしまうのは、お役所的発想でパウロらしくないと私も思いますね。
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