第34章 1-12 モーセ、万感の最期 [申命記]
モーセは最期をピスガの山頂で過ごした。
ピスガは700m級の山で、ガリラヤの方に1000m級の山があるようだ。
しかし、見えないはずの地までヤーヴェは見せたという。
4
----
Yahweh said to him, "This is the land which I swore to Abraham, to Isaac, and to Jacob, saying, 'I will give it to your seed.' I have caused you to see it with your eyes, but you shall not go over there."
そして主は彼に言われた、「わたしがアブラハム、イサク、ヤコブに、これをあなたの子孫に与えると言って誓った地はこれである。わたしはこれをあなたの目に見せるが、あなたはそこへ渡って行くことはできない」。
----
幽体離脱かもしれない。
ヤーヴェはモーセを空高くまで連れて行き、見せたのだろう。
私は、この章を読むまでは、モーセのカナンの地を踏まない死は
悲しすぎる残酷な話だと、暗い気持ちでした。
しかし、最期に空高く全地を見渡せたなら、ヨシュアに託したこともあり、
万感の思いだったのではないかと考えるに至りました。
イエスと比較して格が違うとか、そうかもしれないが、
イエスはモーセの律法を前提としていたのであり、
他人事のように人物比べをするものではない。
一人の大預言者の全人生と全人格に感謝したい。
2015-11-09 23:39
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0