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第30章 1-31 ダビデ「略奪品」を分かち合う [サムエル記上]

ペシリテに身を寄せていたダビデは、イスラエルと戦うこととなったが、
直前にペシリテ幹部の不信から、離脱することとなり街に帰った。

ところが、アマレクの連中は街を略奪し、妻子は全て捕虜にし財産を奪い、
街は火で焼かれた。

ダビデの責ではないが、人々は怒りの矛先をダビデに向ける。


しかし、ダビデはヤーヴェに、アマレクを追うべきか聞く。
主が背中を押してくれたので、ダビデは600人で向かった。

そして、全て奪い返した。

しかし、行かなかった者や、途中で離脱した者もいたので、
妻子は皆に返すにしても、財宝の分け方で、ひと悶着あった。

当然、戦った者で山分けするという声があった。


が、

23
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Then David said, "You shall not do so, my brothers, with that which Yahweh has given to us, who has preserved us, and delivered the troop that came against us into our hand.
しかしダビデは言った、「兄弟たちよ、主はわれわれを守って、攻めてきた軍隊をわれわれの手に渡された。その主が賜わったものを、あなたがたはそのようにしてはならない。----


ダビデは、皆で分けたようだ。
しかも、他の町の分もご丁寧にその町へ送った。


ダビデは、お人好しなのだろうか。

今回の「略奪品」は自分たちの分を取り戻したものなので、皆で分けた。
が、そうでなく単なる略奪品なら「山分け」なのは当然なのだろう。

こうして、被害の回復を皆で分かち合い逆に信頼を得たのでしょう。
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