歴史を考えるヒント [書籍]
歴史を考える際、言葉の果たす役割がどれだけ大きいか力説する。
例えば、「百姓」を今日では農家と限定して捉えている。
明治初期の統計でも、農家の割合が現実より多い。
実際は、林業や漁業、養蚕であれ、「百姓」だったそうだ。
又、「日本」や「関東」「関西」の言葉の起源を知らず使っている人は多い。
目からウロコの事例が集められている。
直接、宗教に言及しないが、宗教史を含め歴史を学ぶ際に、
頭の隅に置いといた方がいい、心構えを教えてくれる。
本当は、20代の教養書なのでしょうね。
2016-03-13 23:54
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