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最後の誘惑 [映画]

(1988米)マーティン・スコセッシ監督の作品。
『沈黙-サイレンス』の丁寧な静的描写だったが、
この作品は過激で、同じ監督の作品なのかと苦笑でした。

原作者の想像による一種のパラレルワールド作品。
ユダの福音書を元ネタとしたイエスとユダの濃密キスシーン。
マグラダのマリアとのラブシーンと子供が生まれる脚本。

大人はウケたのでしょうが、「子どもに見せられない」
ということで、上映禁止運動まで起きたのでしょう。

マグラダのマリアを石打の刑から救うシーン、
ラザロを復活させるシーンなど、迫力と渾身のウィレム・デフォーは見応えありましたね。

自分の母親を「Who are you?」と泣かせるシーンは、
中学生の反抗期かと思わせる監督の悪意に、
「許せない」とキレる人もでてくるのやもしれません。

洗礼者ヨハネの現場にしろ、案外そうかもしれないと、
私にとっては、目から鱗の作品でした。

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イエス様は、徴税人であれ罪人であれ、飲食を共にされた。
また、神殿での商売に憤られ壊された。
その虚飾を嫌った面を一部ウケを狙ったネタも混ぜて、
エンターテイメントとしている。

反対者の一部にマジギレしてた人もいるのでしょう。
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http://1rin.blog.so-net.ne.jp/2017-10-22


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