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第44章 想定外のユダの申し出 [創世記]

ヨセフは同じ母ラケルの子である弟のベニヤミンの袋に銀の杯を入れた。
そうして窃盗の罪で奴隷という口実でベニヤミンを手元に置く予定だった。

が、ユダが父が悲しんで死ぬことになるので、身代わりを申し出た。


33 NIV-JLB
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“Now then, please let your servant remain here as my lord’s slave in place of the boy, and let the boy return with his brothers.
そこでお願いがございます。弟の代わりに私が奴隷になりますから、弟はほかの者といっしょに帰してください。
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罪なき者の犠牲であるイエスのひな型だったのでしょう。

ヨセフは自分を奴隷として売ったユダが、父の悲しませたくないという理由で
異母弟ベニヤミンの身代わりに奴隷となる申し出で、過去の恨みが流された。
仮にカナンの地に居続ければ飢饉で死んだ可能性が高いが、
エジプトで宰相となって穀物の貯蔵をしてたことでイスラエル一家が助かることになったので神さまの計らいということは頭では理解しててもユダに対する不快は流れなかったでしょう。


ユダが申し出なければ、ベニヤミンと暮らすこととするが、
父が悲しむのは予測できるので、自分がヨセフであると告白して、
父は迎えるつもりだったのでしょう。
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