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【本の旅】『 漱石・芥川・太宰と聖書』奥山実 2012-08-10[171] [CGNTV]

(2012日)三人の文豪に武者小路実篤も含めて聖書との関わりを解説される。
文学に疎い私ですが、実に興味深いお話でした。

クリスチャン以上に聖書を読み知人と聖句を語り合う太宰だったが、
故郷で神観が崩壊する。
そして、「赦されてなんているものか」と吐く。

私は口にしませんでしたが、洗礼前は、他宗教を肯定的に言及していたこともあり、
「私は赦されていないのではないか」と考えることもありました。
そして、洗礼を受けずに時間が経過すれば、崩壊するかもしれないという恐れもありました。

太宰にはるかに及ばない聖書知識でしょうが、
私が崩壊せずにいるのは、決定的に洗礼のおかげです。

無教会主義キリスト教教会派を意識せざるを得ない矛盾の現実ではあっても、
信仰により赦されていることに変わりはないでしょう。

やはり、定期的な礼拝が伴わないと、血肉とならないのでしょうね。


本の旅.jpg
CGNTV【本の旅】『 漱石・芥川・太宰と聖書』奥山実 2012-08-10[171]

----memo

1932

きっかけ 環境に恵まれていた
家が図書館のようだった。

敗戦で勉強せず、小説を読んでいた
中高

漱石の悲劇

明るいが急に暗くなる
日本に自然主義文学が入ってきた
 リアリズム 文学では人間そっくりに書く

人間の醜さを書く ペシミズム
 漱石は文学で倫理を打ち立てようと決める

 エゴイズム こころ 先生の遺産相続 
   人間の醜さ 親友のk 浄土真宗の寺息子
    友人の自殺 暗い結婚生活 自殺

  自殺か発狂か宗教か

 漱石は自殺せず、発狂しないが、強度のノイローゼ
  臨終の言葉、苦しい今死んだら困る 

 
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 芥川龍之介

  漱石よりも救いの近くまできたが、自殺
  最後に書いたのはイエス様のこと

 女性も本物を求めた

  聖書観がリベラルの影響を受けた
 
  クリスチャンになりたかったがなれなかった
  いかにも日本人 絶対者を知らない

 日本人とユダヤ人の罪意識

  神観が日本人が低いから罪意識うすい

    ニチユ同祖や幕屋が似てるとか言うが、
   外だけで内側はアニミズムにかわった


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創造と堕落について

  武者小路実篤は、神様から外れたままでいい
    トルストイの影響
    
   ありのままでいい 欲するままでいい

   女を渡り歩く

---
   太宰治
   近くにいたがクリスチャンにならなかった
 
   神様の存在を認めてたが、崩壊した
    津軽 故郷で 崩壊 故郷は危険
  クリスチャン以上に聖書を読んだ

    イエス様を信じれば先生の罪は赦されます

   「赦されてなんているものか」
     はっきりと福音を拒否
  
   佐古純一郎


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