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第55篇~第58篇 [詩篇]

第58篇は稀に見る表現の激しい詩だった。

呪いの表現がきつい。


58-10 NIV-JLB
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The righteous will be glad when they are avenged,
when they dip their feet in the blood of the wicked.
神を敬う人は、ついには正義が勝つのを見て喜び、
殺された悪者どもの血のしたたる野原を歩きます。
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新共同訳
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神に従う人はこの報復を見て喜び 神に逆らう者の血で足を洗うであろう。
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第58篇は悪魔の呪詛にも思えるが、

神に従う人の側でも、こういう生々しい表現が可能である。
が、「血で足を洗う」というのは文学的な表現のことであって、
実際に報復し、敵の死体が目の前にあろうが、
その血を容器に入れて足を洗うことはしないでしょう。
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