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第27章 オレオレ詐欺 [創世記]

イサクが年老い目が見えなくなり、長男エサウを呼び、
鹿肉を取ってきてくれたら祝福すると言った。

聞いていた妻のリベカが次男ヤコブに祝福を与えてもらうため、
ヤギの手料理で騙そうとヤコブに言った。

ヤコブはバレたら呪いの言葉を受けると心配した。
が、母には自信があった。

13 NIV-JLB
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His mother said to him, “My son, let the curse fall on me. Just do what I say; go and get them for me.”
「もしそんなことになったら、私が代わりにのろいを受けます。今は言うとおりにしなさい。さあ、何をぐずぐずしてるの。早く子やぎを引いておいで。」
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リベカ恐るべしだった。
万一、失敗したとき、夫イサクに「私がさせた」と告白し、
全責任を負うと言った。

元祖、オレオレ詐欺は、成功した。
が、ヤコブはその後かなり苦労することとなった。
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