第37章 父の息子を奴隷として売る [創世記]
ヨセフが17の時、他の兄弟から嫌われた。
理由は兄たちの悪いことを父に報告したこと。
父から特別の服を与えられもする愛情を注がれていたこと。
年老いてからの子ということとラケルの子というのが大きいのでしょう。
しかも、夢の中で兄たちがヨセフに拝礼することを話すこと。
常識人でもヨセフに腹が立つでしょう。
が、この兄たちは荒かったのでヨセフを殺そうとなった。
が、ルベンは、穴に入れようと提案して、とりあえず殺すことを回避した。
ユダは商人に売ろうと提案して命を金に変えた。
誰も本気で助けようとはしなかった。
32 NIV-JLB
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They took the ornate robe back to their father and said, “We found this. Examine it to see whether it is your son’s robe.”
そして何くわぬ顔でそれを父親のところへ持って行き、だれのものか調べてほしいと頼んだのです。「お父さん、これを野で見つけました。ヨセフの上着のようですが、違いますか。」
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日本語訳では「ヨセフの上着」となっているが、英文では「あなたの息子の上着」
となっている。
自分の兄弟とせず罪悪感を感じない言い方になるのでしょう。
最低な息子たちだった。
それでも神の意思がルベンとユダに介入し、命が失われずに済んだのでしょう。