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【本の旅】聖書翻訳を語る~『新改訳2017』何を、どう変えたのか~ 津村 俊夫 2019-03-15[499] [CGNTV]

(2019日)

聖書の翻訳の大改訂という仕事に興味があり視聴しました。

「人間どうなるか分からない」という持論でしたが、
「私には翻訳の賜物は無く、今後も与えられることはない」
と悟った回でした。

"生贄"と"捧げもの" の概念の違いを意識し翻訳されるなど、
読者が正確に理解できるように配慮がなされたようだ。

また時代が変わって教育により常用漢字も普及しているので
漢字を多くし、ひらがなを少なくして読み易くしたようだ。

今後、30年先を見据えて動かれるそうだ。

聖書の翻訳の話はいつも思うが動機や信仰が"ホンモノ"でなければ賜物が与えられないと、
明治期のヘボンや榊原康夫先生のお話などを思い出し、畏怖の感情が生じてきます。

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CGNTV【本の旅】聖書翻訳を語る~『新改訳2017』何を、どう変えたのか~ 津村 俊夫 2019-03-15[499]

----memo

1944神戸 
 
 約半世紀ぶりの改訂

33000 全句 
 2003は900程度だった 差別語など

全教会挙げての 約40団体が一致して大改訂
  5人の主任 

へブル ウガリット語
  最後は日本語に
 大学で言語学

新たな翻訳ではなく改訂

新改訳は 原典が透けて見えるような訳

文語訳は大正で改訂 戦後に口語訳

改訂は今までのことを大事にする
  難しいが、選んだ

40グループから推薦されて
  専門が重ならないように

33000の内、9割位が変わった。

transparent =本文が透けて見えるような訳

全焼のいけにえ を 全焼の捧げものにした
  捧げものの方が大きな概念 
  いけにえは動物

 和解のいけにえ を 交わりのいけにえ に
  和解は条件の意になるので

 さばき の概念も広い
 魂 も広い その人自身という意もある

 今後のビジョン
  日本語を大事にするが 黄泉など
    他宗教と混同されないように

 30年先を見据えて 翻訳の次の世代へと
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