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第3章 1-19 イエスとモーセ [ヘブル書]

イエスを家を建てる人に譬えた。


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Jesus has been found worthy of greater honor than Moses, just as the builder of a house has greater honor than the house itself.
家を建てる人が家そのものよりも尊ばれるように、イエスはモーセより大きな栄光を受けるにふさわしい者とされました。
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大工だったので、笑うところでもあるのだろう。

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For every house is built by someone, but God is the builder of everything.
どんな家でもだれかが造るわけです。万物を造られたのは神なのです。
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家をイエスが造ったが、別の次元では神が創ったと言える。
モーセは神に忠実ではありイスラエルの民を救おうとした。
イエスは人類の罪を贖う為、磔刑を選んだ。

頼朝と家康とどっちが偉いかと考えるよりは、大きな意味はある。


第2章 1-18 無理な英文 [ヘブル書]

神は人類のため、一人のイエスに苦しみを与えた。

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In bringing many sons to glory, it was fitting that God, for whom and through whom everything exists, should make the author of their salvation perfect through suffering.
というのは、多くの子らを栄光へと導くために、彼らの救いの創始者を数々の苦しみを通して完全な者とされたのは、万物の目標であり源である方に、ふさわしいことであったからです。
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イエスもそう理解し磔刑を逃げずに受けた。

それを、イエスが理解したからいいものの、理解しなければ理不尽である。
事実、多くの理不尽はそう理解するしかないのだろう。


ここでは、” God for whom and through whom everything exists”
に笑う。

これは、日本語からは絶対に書けない綺麗な英文だな、と苦笑する。

第1章 1-14 パウロと天使 [ヘブル書]

パウロなら手紙の出だしは、自分の名を記したはずだが、
残していない。

また、数節読むだけで、違和感を感じる。

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So he became as much superior to the angels as the name he has inherited is superior to theirs.
御子は、天使たちより優れた者となられました。天使たちの名より優れた名を受け継がれたからです。
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天使が登場し、天使より名が優れていたと言う。
そういう大事な事柄なら、もっと別の手紙にも書いていてもいいだろう。

397年のカルタゴ教会会議で正典と認められパウロ書簡とされたが、
位置をパウロ書簡の最後、他の著者の手紙の公道書簡の間に置かれ、

「実はパウロ作ではないけど、立派なのでパウロ書簡ということにしました」と言っているようだ。
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