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第25章 1-30 国が滅ぶとは、 [列王紀下]

ユダ王国は滅んだ。
悲惨だった。


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He burnt the house of Yahweh, and the king's house; and all the houses of Jerusalem, even every great house, burnt he with fire.
主の宮と王の家とエルサレムのすべての家を焼いた。すなわち火をもってすべての大きな家を焼いた。
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燃える物は、燃え尽き、神殿の価値ある物も全て奪われる。
古今東西、こういうものだったのでしょう。

列王紀上下で47章と長かった。
固有名詞が多く、ほぼ覚えていない。

第24章 1-20 バビロン捕囚も神の計画 [列王紀下]

終に、ユダ王国はバビロン王ネブカデネザルに降伏した。

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and Jehoiachin the king of Judah went out to the king of Babylon, he, and his mother, and his servants, and his princes, and his officers: and the king of Babylon took him in the eighth year of his reign.
ユダの王エホヤキンはその母、その家来、そのつかさたち、および侍従たちと共に出て、バビロンの王に降服したので、バビロンの王は彼を捕虜とした。これはネブカデネザルの治世の第八年であった。
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そして、バビロン捕囚となった。

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All the men of might, even seven thousand, and the craftsmen and the smiths one thousand, all of them strong and apt for war, even them the king of Babylon brought captive to Babylon.
またバビロンの王はすべて勇敢な者七千人、木工と鍛冶一千人ならびに強くて良く戦う者をみな捕えてバビロンへ連れて行った。
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これは全て神のご計画だった。

背教に走り許せないラインを超えたら、潰す。

そして、再生させる。これが神のご計画なのでしょう。

第23章 1-37  敵に殺されるものの・・ [列王紀下]

南ユダのヨシヤ王は、主に対して敬虔で、宗教改革にて異教を廃した。

が、

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In his days Pharaoh Necoh king of Egypt went up against the king of Assyria to the river Euphrates: and king Josiah went against him; and Pharaoh Necoh killed him at Megiddo, when he had seen him.
ヨシヤの世にエジプトの王パロ・ネコが、アッスリヤの王のところへ行こうと、ユフラテ川をさして上ってきたので、ヨシヤ王は彼を迎え撃とうと出て行ったが、パロ・ネコは彼を見るや、メギドにおいて彼を殺した。
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殺されてしまった。

これは、もはやダビデに約束された繁栄を国としては崩壊させ、
バビロン捕囚にて新たな段階へと繋ぐための主のご計画と考えるようだ。

ヨシヤとしては殺されたが、墓に葬られることとなった。
彼とすれば、最善を尽くしたのだろう。
主の預言から、「なんとか墓には入れてもらえるものの・・・」
と聞いてはいたので、
殺される直前でも苦笑して受け入れてたのだと思いますね。

第22章 1-20 犬に食われて死ぬことを思えば、感謝するしかない [列王紀下]

ユダの王ヨシアは、自国を悲惨な目にあわせるという主の意思を聞き、
主の前に衣服を裂いた。

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Therefore behold, I will gather you to your fathers, and you shall be gathered to your grave in peace, neither shall your eyes see all the evil which I will bring on this place.'"'" They brought back this message to the king.
それゆえ、見よ、わたしはあなたを先祖たちのもとに集める。あなたは安らかに墓に集められ、わたしがこの所に下すもろもろの災を目に見ることはないであろう』」。彼らはこの言葉を王に持ち帰った。
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が、主の前に謙虚に泣いたので、自分は安らかに死ねるけど、
次の代以降に、国は滅ぼすと言われたようなものだ。

犬に食われて死ぬ者と比べたら、安らかに墓に集められることは、格段にありがたいことだ。

第21章 1-26 名君のバカ息子 [列王紀下]

ヒビキヤが死に、息子アモンが王位を継いだ。

ヒビキヤは長らく放置されていた「高き所」を廃止するという、
宗教改革を行った名君であった。

が、息子が再度、作ってしまった。

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For he built again the high places which Hezekiah his father had destroyed; and he reared up altars for Baal, and made an Asherah, as did Ahab king of Israel, and worshiped all the army of the sky, and served them.
彼は父ヒゼキヤがこわした高き所を建て直し、またイスラエルの王アハブがしたようにバアルのために祭壇を築き、アシラ像を造り、かつ天の万象を拝んで、これに仕えた。
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父の教育が悪かったとは思わないが、
12歳で王となれば、「わがまま」が通り、小さな悪事から大きな悪事をしてしまったのでしょう。

彼は完全にヤーヴェから離れてしまった。

親の光があろうが、どら息子というのは、古今東西ありがちな光景なのでしょう。

第20章 1-21 王の油断が捕囚を招く [列王紀下]


・この章では、南ユダのヒビキヤ王の寿命が15年延長された。
・バビロンからの使者を歓待した。
・ヒビキヤは水道事業の功績を残した。


ことが書かれている。


バビロンの使者にありのままを見せた。

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Hezekiah listened to them, and showed them all the house of his precious things, the silver, and the gold, and the spices, and the precious oil, and the house of his armor, and all that was found in his treasures: there was nothing in his house, nor in all his dominion, that Hezekiah didn't show them.
ヒゼキヤは彼らを喜び迎えて、宝物の蔵、金銀、香料、貴重な油および武器倉、ならびにその倉庫にあるすべての物を彼らに見せた。家にある物も、国にある物も、ヒゼキヤが彼らに見せない物は一つもなかった。
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圧倒的に小国ならともかく、全てを見せて、後の世に捕囚となったので世話はない。

病気見舞いに油断したとはいえ、王の振る舞いとしては軽挙だった。

第19章 1-37 神の報復 [列王紀下]

アッシリア王は南ユダ国に軍勢を置き、王に使者を送り、ヤーヴェを侮辱した。

ヤーヴェは怒り、預言者イザヤを通し、言葉がアッシリア王に伝えられた。

そして、


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It happened that night, that the angel of Yahweh went out, and struck one hundred eighty-five thousand in the camp of the Assyrians. When men arose early in the morning, behold, these were all dead bodies.
その夜、主の使が出て、アッスリヤの陣営で十八万五千人を撃ち殺した。人々が朝早く起きて見ると、彼らは皆、死体となっていた。
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恐らく、ヤーヴェはアッシリア兵を疫病か何かで殺したのでしょう。
そして、敗戦で国へ戻った王は、息子に殺された。


第18章 1-37  宗教改革、「高き所」を除く [列王紀下]

アッシリアは紀元前722年、北イスラエルを滅ぼし、エルサレムまで来た。
が、当時の南ユダの王ヒビキヤは名君だったようだ。

この章では、危機のまま終わっているが、
歴史では、「南」は紀元前586年まで存続する。


ヒビキヤは、ダビデ以来、放置しっぱなしの「高き所」を除いた。

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He removed the high places, and broke the pillars, and cut down the Asherah: and he broke in pieces the bronze serpent that Moses had made; for in those days the children of Israel burned incense to it; and he called it Nehushtan.
高き所を除き、石柱をこわし、アシラ像を切り倒し、モーセの造った青銅のへびを打ち砕いた。イスラエルの人々はこの時までそのへびに向かって香をたいていたからである。人々はこれをネホシタンと呼んだ。
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とうとう出現した。
このような王で滅ぶはずはない。

なかなかできることではない。次の章が楽しみだ。

第17章 1-41 サマリア人の起源 [列王紀下]

北イスラエルは紀元前722年、サマリア陥落となった。
そして10部族は強制移住させられ、
アッシリアの諸都市からサマリアに移住させられた人々が住むようになった。

なので、神々を拝んでいたが、獅子の事件があって、アッシリア王は命じた。


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Then the king of Assyria commanded, saying, "Carry there one of the priests whom you brought from there; and let them go and dwell there, and let him teach them the law of the god of the land."
アッスリヤの王は命じて言った、「あなたがたがあそこから移した祭司のひとりをあそこへ連れて行きなさい。彼をあそこへやって住まわせ、その国の神のおきてをその人々に教えさせなさい」。
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ということで、サマリア人はアッシリア人で、ヤーヴェの神との2重礼拝となった。

それがあったので、バビロン捕囚後に戻ってきて神殿再建をした者たちからは、
ヨソ者扱いされ犬猿の仲となったようだ。

第16章 1-20 自分の子を火に焼いて捧げる [列王紀下]

異邦人が、自分の子を火に焼いて捧げることで、ご利益があると信じたようだ。

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But he walked in the way of the kings of Israel, yes, and made his son to pass through the fire, according to the abominations of the nations, whom Yahweh cast out from before the children of Israel.
彼はイスラエルの王たちの道に歩み、また主がイスラエルの人々の前から追い払われた異邦人の憎むべきおこないにしたがって、自分の子を火に焼いてささげ物とした。
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そのご利益が、権力であれ、天災が無いことや、天候に恵まれることであれ、
犠牲が自分の子であるというのに疑問を抱かなかったのだろうか。

それを望む神に正義はない。

元々、主を信じていたのに、そこまで堕するとは愚としか言いようがない。
神も同情してくれないのでしょうね。

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