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第19章 1-19 ダビデ軍の信頼関係 [歴代誌上]

ダビデが周辺部族と戦う章である。



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He said, "If the Syrians are too strong for me, then you are to help me; but if the children of Ammon are too strong for you, then I will help you.
そして言った、「もしスリヤびとがわたしに手ごわいときは、わたしを助けてください。もしアンモンの人々があなたに手ごわいときは、あなたを助けましょう。
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ヨアブがシリア人に備え、アビシャイがアンモン人に備え、
不利な時は、互いに助け合おうとした。


こういう信頼で平定していったのでしょう。

第18章 1-17 ダビデの輝かしい記録のはずだが、、 [歴代誌上]

この章ではダビデの連戦連勝の姿が記録されている。

が、


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David took from him one thousand chariots, and seven thousand horsemen, and twenty thousand footmen; and David hamstrung all the chariot horses, but reserved of them for one hundred chariots.
そしてダビデは彼から戦車一千、騎兵七千人、歩兵二万人を取った。ダビデは一百の戦車の馬を残して、そのほかの戦車の馬はみなその足の筋を切った。
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馬の足の筋を切ることは、食べることを意味するのでしょうかね。


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and Benaiah the son of Jehoiada was over the Cherethites and the Pelethites; and the sons of David were chief about the king.
エホヤダの子ベナヤはケレテびととペレテびとの長、ダビデの子たちは王のかたわらにはべる大臣であった。
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自分の子を大臣にしている。完全に一族経営となっている。
これは当時としては、当たり前で非難されるようなことではないのやもしれない。


本日は、疑問点を記して、問題意識として記憶するに留めます。

第17章 1-27 ダビデ契約 [歴代誌上]

この章でダビデの子としているのは、ソロモンではなく、
メシアを指しているそうだ。

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He shall build me a house, and I will establish his throne forever.
彼はわたしのために家を建てるであろう。わたしは長く彼の位を堅くする。
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世俗のことを言っているのではないことが分かる。

第16章 1-43 ダビデ、歌を強制する [歴代誌上]

ダビデは王となり、音楽を採用するという歴史的礼拝改革を行った。

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Sing to him. Sing praises to him. Tell of all his marvelous works.
主にむかって歌え、主をほめ歌え。そのもろもろのくすしきみわざを語れ。 ----


自分を礼拝の対象にしようとは微塵も思わなかった。
今日、個人崇拝を強制するところは、数える程となった。

ダビデはその点でも弁えていた。

第15章 1-29 礼拝革命、軽蔑される [歴代誌上]

ダビデは礼拝スタイルを変えた。
歌って踊ることを、歴史上、はじめてした。

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It happened, as the ark of the covenant of Yahweh came to the city of David, that Michal the daughter of Saul looked out at the window, and saw king David dancing and playing; and she despised him in her heart.
主の契約の箱がダビデの町にはいったとき、サウルの娘ミカルが窓からながめ、ダビデ王の舞い踊るのを見て、心のうちに彼をいやしめた。
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それを見た、ミカエルは軽蔑した。

映画『天使にラブ・ソングを』を見た時、私はスゲーと感嘆しましたね。
シスターが歌って踊る、立派なショーでした。
ダビデも多くの詩を残し、確か竪琴でサウルを感動させていたので、
歌唱力は問題ないはずだが、彼女には通じなかった。

敵という一点で、伝統を崩す愚か者と評価してしまうのでしょう。


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第14章 1-17 ダビデ、神と会話し戦争する。 [歴代誌上]

ダビデがエルサレムで油注がれると、ペシリテがやってきた。

「腕試しでもしてやろうか?」というノリだったのやもしれない。

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David inquired of God, saying, "Shall I go up against the Philistines? Will you deliver them into my hand?" Yahweh said to him, "Go up; for I will deliver them into your hand."
ダビデは神に問うて言った、「ペリシテびとに向かって上るべきでしょうか。あなたは彼らをわたしの手にわたされるでしょうか」。主はダビデに言われた、「上りなさい。わたしは彼らをあなたの手にわたそう」。
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ダビデは神に聞いた。そして声を聞き、実行した。

ダビデが神と直接会話できる預言者でもあったということなのでしょう。

第13章 1-14 個人に罪がなくとも死罪 [歴代誌上]

ダビデは契約の箱をエルサレムに運ぼうとした。

この箱はレビ族の限られた者しか触ってはいけなかった。
が、不用意にウザが触れてしまった。

10-11
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The anger of Yahweh was kindled against Uzza, and he struck him, because he put forth his hand to the ark; and there he died before God.
David was displeased, because Yahweh had broken forth on Uzza; and he called that place Perez Uzza, to this day.
ウザが手を箱につけたことによって、主は彼に向かって怒りを発し、彼を撃たれたので、彼はその所で神の前に死んだ。
主がウザを撃たれたので、ダビデは怒った。その所は今日までペレヅ・ウザと呼ばれている。
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たとえ、故意でなくとも、動機が善であろうが、神は許さなかった。

ダビデは怒った。「いくらなんでも」と思ったのでしょう。
ウザが悪いわけではなく、この律法を徹底していなかった組織の責任でしょう。
なのに、ウザが殺されるのはダビデも辛いでしょう。

しかし、これが神の掟だった。
日常生活上なら、「故意でなく」「動機が善」なら通常は許される。
しかし、聖なる物に関する掟は絶対ということでしょう。

第12章 1-40 霊が臨み、しゃべる。 [歴代誌上]

サウルが人心を失い、ダビデの下に全部族が集おうとした。

その中でマアサイが言った。


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Then the Spirit came on Amasai, who was chief of the thirty, and he said, "We are yours, David, and on your side, you son of Jesse: peace, peace be to you, and peace be to your helpers; for your God helps you." Then David received them, and made them captains of the band.
時に霊が三十人の長アマサイに臨み、アマサイは言った、「ダビデよ、われわれはあなたのもの。エッサイの子よ、われわれはあなたと共にある。平安あれ、あなたに平安あれ。あなたを助ける者に平安あれ。あなたの神があなたを助けられる」。そこでダビデは彼らを受けいれて部隊の長とした。
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30人の長が言った。この頃ならダビデとは距離があって、とても話をする関係ではないでしょう。

が、30人の長が興奮して言った。もちろんダビデは喜んだ。

こういう場合に、「霊」が臨んだからだと考えるのでしょうね。

第11章 1-47  ダビデの不用意な独り言だったが、 [歴代誌上]

・ダビデの王の就任
・エルサレム進軍
・ダビデを支えた者たち


が、第11章で記される。

以前にも書かれたエピソードが再掲される。

ダビデが独り言で特定した場所の水が飲みたい、と言ったのを
部下が敵陣を突破して水をとってくれたことがあった。

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and said, "My God forbid it me, that I should do this! Shall I drink the blood of these men who have put their lives in jeopardy?" For they risked their lives to bring it. Therefore he would not drink it. The three mighty men did these things.
言った、「わが神よ、わたしは断じてこれをいたしません。命をかけて行ったこの人たちの血をどうしてわたしは飲むことができましょう。彼らは命をかけてこの水をとって来たのです」。それゆえ、ダビデはこの水を飲もうとはしなかった。三勇士はこのことをおこなった。
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その水を、自分が飲むのでもなく、仲間で分けて飲むのでもなく、神に捧げた。
これができるのが凄い。

神に捧げた水を「もったいない」と思う発想は許されない。
私がダビデなら、皆で分けて飲むだろう。



第10章 1-14 サウルの死は、「口寄せ」の結果 [歴代誌上]

初代の王サウルは、預言者サムエルに油を注がれ王となった。
が、結局、「口寄せ」にまで頼ることになったようだ。


13-14
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So Saul died for his trespass which he committed against Yahweh, because of the word of Yahweh, which he didn't keep; and also because he asked counsel of one who had a familiar spirit, to inquire,
and didn't inquire of Yahweh: therefore he killed him, and turned the kingdom to David the son of Jesse.
こうしてサウルは主にむかって犯した罪のために死んだ。すなわち彼は主の言葉を守らず、また口寄せに問うことをして、 主に問うことをしなかった。それで主は彼を殺し、その国を移してエッサイの子ダビデに与えられた。
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イタコや霊媒が、霊の言葉を取り次ごうが、その霊は全知全能でない以上、
不確かなモノとなる。

また、それは主をないがしろにすることでもあるので、主のお怒りとなった。

私は、多くの霊能者のブログを見たことがあるが、
よくそんな恐ろしいことができるなと呆れる。