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第42章 1-22 聞いてはいけない [エレミヤ書]


バビロンという外国勢力が攻めてきて、多くの連行された者がいた。
残った者も総督を通じて支配されるが、エジプトへ逃れたいと考える者もいた。

人々は預言者であるエレミヤに神の考えを聞いた。

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Yahweh has spoken concerning you, remnant of Judah, Don't you go into Egypt: know certainly that I have testified to you this day.
ユダの残っている者たちよ、『エジプトへ行ってはならない』と主はあなたがたに言われた。わたしがきょう警告したことを、あなたがたは確かに知らなければならない。
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聞いて従うと言ったのに、人間は聞きたいことでなかったら、
聞かなかったことにするものなのでしょう。
預言者を通じて神の考えを聞いた以上、絶対でしょう。

預言者でなくとも、人に何かを聞く時は、
腹をくくる必要があるかないか、考えてから聞くべきでしょうね。

第41章 1-18 暗殺後 [エレミヤ書]

イスラエルの地に、総督ゲダリヤが赴任してきたが、
イシマエルという男に暗殺された。


が、エジプトへ逃げることとした。
その理由が18節。

18
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because of the Chaldeans; for they were afraid of them, because Ishmael the son of Nethaniah had killed Gedaliah the son of Ahikam, whom the king of Babylon made governor over the land.
これは、ネタニヤの子イシマエルが、バビロンの王によってこの地の総督に任じられたアヒカムの子ゲダリヤを殺したことにより、カルデヤびとを恐れたからである。
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バビロンを恐れ逃げることとなったが、いきさつを見れば、
暗殺後の処置に失敗した愚か者だったということだ。

神の御心に沿わない暗殺は失敗するということでしょう。

第40章 1-16 新総督ゲダリヤ [エレミヤ書]

バビロンがエルサレムを陥落し、王はバビロンに連れていかれた。
総督になったのが、ゲダリヤだった。

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Now when all the captains of the forces who were in the fields, even they and their men, heard that the king of Babylon had made Gedaliah the son of Ahikam governor in the land, and had committed to him men, and women, and children, and of the poorest of the land, of those who were not carried away captive to Babylon; さて野外にいた軍勢の長たちと、その配下の人々は、バビロンの王がアヒカムの子ゲダリヤを立てて、その地の総督とし、男、女、子供、および国のうちのバビロンに移されない貧しい者を彼に委託した事を聞いたので、
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彼は、改革派で、王家ではなかったようだ。

勝者にとっては、勝利した土地を誰が治めるか決める場合、
自分の家臣をトップに据える場合と、現地の優秀な人間にさせる場合が考えられる。

エルサレムやユダの地が決して貧しい土地でもないので、
バビロン王はあながち強いだけの人間ではなく、賢明でもあったのでしょう。

第39章 1-18 戦争犯罪人 [エレミヤ書]

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Then the king of Babylon killed the sons of Zedekiah in Riblah before his eyes: also the king of Babylon killed all the nobles of Judah.
バビロンの王はリブラで、ゼデキヤの子たちを彼の目の前で殺した。バビロンの王はまたユダのすべての貴族たちを殺した。
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これまでのバビロン王のやり方は調べていたでしょうから、
こういうことが起こる前に集団自決しなかったことが不思議ですね。

「助けてもらえるかもしれない」という望みを抱いていたのなら、
愚かなことです。

第38章 1-28 降伏を勧める [エレミヤ書]


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Thus says Yahweh, He who remains in this city shall die by the sword, by the famine, and by the pestilence; but he who goes forth to the Chaldeans shall live, and his life shall be to him for a prey, and he shall live.
彼は言った、「主はこう言われる、この町にとどまる者は、つるぎや、ききんや、疫病で死ぬ。しかし出てカルデヤびとにくだる者は死を免れる。すなわちその命を自分のぶんどり物として生きることができる。
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まだ余力が残っている時に言うのは危険であるが、
エレミヤは言った。

日本の大戦中にこんなこと言ったら、大変で済みません。

第37章 1-21 優柔不断な王 [エレミヤ書]

この章の結論が1・2節だそうだ。

2
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But neither he, nor his servants, nor the people of the land, listened to the words of Yahweh, which he spoke by the prophet Jeremiah.
彼もその家来たちも、その地の人々も、主が預言者エレミヤによって語られた言葉に聞き従わなかった。
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エレミヤはユダ最後の王にバビロンに降伏するよう勧める。

が、ゼデキヤ王も他の者もエレミヤの言葉を入れなかった。
普通はそうだろう。軟弱そのもので頼りなく感じるだろう。

が、エレミヤは預言者で神からの言葉を聞けた人だった。

それをゼデキヤも感じていたので他の者がエレミヤを批判しようが、
エレミヤを殺そうとは思えなかった。

神から離れることは、判断力が乏しくなる。
現在でも、神無き者は決断できても判断力は曇るのでしょう。

第36章 26-32 神の庇護下にとどまる [エレミヤ書]

26
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The king commanded Jerahmeel the king's son, and Seraiah the son of Azriel, and Shelemiah the son of Abdeel, to take Baruch the scribe and Jeremiah the prophet; but Yahweh hid them.
そして王は王子エラメルとアヅリエルの子セラヤとアブデルの子セレミヤに、書記バルクと預言者エレミヤを捕えるようにと命じたが、主は彼らを隠された。
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ヤーヴェが彼らを「隠した」。
つまり、王の目から離し、神の庇護下に置いた。

それは、ヨハネ福音書でイエスが弟子に語った「とどまる」ということだった。

「わたしにとどまりなさい。・・人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。」(ヨハネ15:4~5)


その通りで、キリストを離れては何もできません。
存在もできないでしょう。庇護下から離れることは死を意味するでしょう。

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1日1章がある時崩れた。はじめはどうしても疲れた時だったので、神さまも笑ってくれてたのでしょう。
が、最近では楽を選ぶ傾向となり、神さまは気分を害されたのかもしれません。
洗礼以来、悪夢が激減していたのですが、今朝、もの凄く不快な夢で目が覚めました。

こういうことは笑いごとではないのですね。
先週の日曜日の礼拝でどうでもいい理由で15分ほど遅刻したのですが、
神聖な礼拝への侮辱でした。
終わって帰る途中、車が動かなくなり、最終的にレッカー移動となりました。

神さまから離れれば、私の場合、それほど時間を経ずに物理的に死ぬでしょうね。

第36章 22-25 神の言葉を焼く [エレミヤ書]


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It happened, when Jehudi had read three or four leaves, that the king cut it with the penknife, and cast it into the fire that was in the brazier, until all the scroll was consumed in the fire that was in the brazier.
エホデが三段か四段を読むと、王は小刀をもってそれを切り取り、炉の火に投げいれ、ついに巻物全部を炉の火で焼きつくした。
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これができるのが恐ろしいですね。

私は小学校低学年の時にギデオンの聖書を頂いたことがあるのですが、
私は1行も読めなかったですが、聖書自体は清いモノという理解があり、
少しの期間ですが持ち歩いていた記憶があります。

度を超え丁重に扱うのも偶像崇拝になるのでしょうが、
粗末に扱えば、悪い現象を誘発するのでしょうね。

第36章 9-21 理解者はいた [エレミヤ書]


エレミヤの神からの言葉が伝えられた。

口述で、巻物にしたのがバルクで、そのバルクが巻物を読んで人々に語った。

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Then the princes said to Baruch, Go, hide, you and Jeremiah; and let no man know where you are.
つかさたちはバルクに言った、「行って、エレミヤと一緒に身を隠しなさい。人に所在を知られてはなりません」。
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神の言葉なので、辛口だったのは言うまでもない。

つかさの立場としては王に報告しなければならない。
が、内容を理解したので、バルクの身を案じたのでしょう。


第36章 1-8 文書の保存 [エレミヤ書]


神が預言者に働きかけて神の命令を記述させた。


2
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Take a scroll of a book, and write therein all the words that I have spoken to you against Israel, and against Judah, and against all the nations, from the day I spoke to you, from the days of Josiah, even to this day.
「あなたは巻物を取り、わたしがあなたに語った日、すなわちヨシヤの日から今日に至るまで、イスラエルとユダと万国とに関してあなたに語ったすべての言葉を、それにしるしなさい。
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こういう形で神の言葉は聖書に記述されることとなる。

聖書が人間の手を経ようが、神が書かれたのに限りなく近いのは言うまでもない。