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第38章 1-23 神さまの戦略 [エゼキエル書]

この章の前半は、神を離れた罪あるイスラエルをメセクとトバルの君であるゴグに攻めさせるとしている。

が、

21
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I will call for a sword against him to all my mountains, says the Lord Yahweh: every man's sword shall be against his brother.
主なる神は言われる、わたしはゴグに対し、すべての恐れを呼びよせる。すべての人のつるぎは、その兄弟に向けられる。
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神さまは、ゴグを使ってイスラエルを攻めさせるが、
その役割が終えれば、ゴグを滅ぼしにかかる。

それを事前に預言者に知らせることで、神の存在を知らしめることとされる。


第37章 1-28 骨からの復活 [エゼキエル書]

3
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He said to me, Son of man, can these bones live? I answered, Lord Yahweh, you know.
彼はわたしに言われた、「人の子よ、これらの骨は、生き返ることができるのか」。わたしは答えた、「主なる神よ、あなたはご存じです」。
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私はこの箇所を読んだ時、
エゼキエルの言葉を「それは無理です」の言い換えかと思った。

ところが、復活した。

笑うしかないはずだが、笑えなかった。
「マジかよ」だった。

これを書いている今は、笑うことができた。

この世界が多世界で、神さまは骨からも復活させることができるということでした。

第36章 1-38 万国から集められる [エゼキエル書]


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For I will take you from among the nations, and gather you out of all the countries, and will bring you into your own land.
わたしはあなたがたを諸国民の中から導き出し、万国から集めて、あなたがたの国に行かせる。
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バビロン捕囚後のエルサレム再建ではなく、
この預言は、1948年のイスラエル建国と考えることもできる。

が、ならば、イエスがキリストであるという前提でなければならない。

しかし、彼らはそうは考えていない。

ようやく1970年代になって、メシアニック・ジューと呼ばれる人々が、
「イスラエルの残りの者」と考えられるようだ。

が、私は、まだよくわからないので保留としておきます。

第35章 1-15 口を慎む [エゼキエル書]

主はエドム(セイル山)を滅ぼすこととした。

13
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You have magnified yourselves against me with your mouth, and have multiplied your words against me: I have heard it.
あなたがたは、わたしに対して口をもって誇り、またわたしに対して、あなたがたの言葉を多くした。わたしはそれを聞いた。
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これは、1954・55の共同訳となっている。

が、現代口語にすると、

「口がでかい。又、口数多い。」

ということでしょう。

第34章 1-31 ダビデを挙げられる [エゼキエル書]

エゼキエルの時代に、昔のダビデが登場する。

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I will set up one shepherd over them, and he shall feed them, even my servant David; he shall feed them, and he shall be their shepherd.
わたしは彼らの上にひとりの牧者を立てる。すなわちわがしもべダビデである。彼は彼らを養う。彼は彼らを養い、彼らの牧者となる。
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おそらく、ダビデのような素晴らしい王という意味でしょう。

神は元々は王制を嫌っていて、民がしつこく求めるから仕方なく認めたにすぎなかった。が、一旦認めた以上、その王が神の下に正しいことが要求された。

ダビデも他人の妻を得るためにその夫を殺すという罪を犯したが、
それでも神はダビデの名を口にされた。

第33章 1-33 ポイント制ではない [エゼキエル書]

「悔い改めよ」ということだが、

13
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When I tell the righteous, that he shall surely live; if he trust to his righteousness, and commit iniquity, none of his righteous deeds shall be remembered; but in his iniquity that he has committed, therein shall he die.
わたしが義人に、彼は必ず生きると言っても、もし彼が自分の義をたのんで、罪を犯すなら、彼のすべての義は覚えられない。彼はみずから犯した罪のために死ぬ。
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義人が罪を犯せば、積み上げた善行も無くなるようだ。
悪人が改心すれば、それも忘れてくれる。

ポイントを貯めて、+-する感覚ではいけない。

第32章 1-32 与えられる死に場所 [エゼキエル書]

32
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For I have put his terror in the land of the living; and he shall be laid in the midst of the uncircumcised, with those who are slain by the sword, even Pharaoh and all his multitude, says the Lord Yahweh.
彼は生ける者の国に恐れを広げた。それゆえ、パロとすべての民衆とは、割礼を受けない者のうちにあって、つるぎで殺された者と共に伏すと、主なる神は言われる」。
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ポックリ死んで墓に葬られるのがベストだろう。

割礼を受けない異邦人で剣で殺された者たちと共に死ぬというのは、
磔刑よりはマシだが最悪に近い部類でしょう。

昨日は井伊直弼の動画をみたのですが、雪の桜田門外で殺されるのは本人的には満足でしょう。

第31章 1-18 美しく高い杉 [エゼキエル書]

レバノン杉は高く美しかった。

その比喩は高慢を表現し、その美しい杉も簡単に異邦人に切り倒される、とする。

12
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Strangers, the terrible of the nations, have cut him off, and have left him: on the mountains and in all the valleys his branches are fallen, and his boughs are broken by all the watercourses of the land; and all the peoples of the earth are gone down from his shadow, and have left him.
もろもろの国民の最も恐れている異邦人はこれを切り倒して捨てる。その枝はもろもろの山と、すべての谷とに落ち、その枝葉は砕けて、地のすべての流れにあり、地のすべての民は、その陰を離れて、これを捨てる。
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もちろん、高慢となった民族が滅ぼされることを意味する。
イスラエルも例外ではないが、
イスラエルは、少し残しておいてくれるのが神の愛でしょう。

第30章 1-26 滅ぼす前に [エゼキエル書]

預言は、事実が起こる前に預言者に与えられる。

4
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A sword shall come on Egypt, and anguish shall be in Ethiopia, when the slain shall fall in Egypt; and they shall take away her multitude, and her foundations shall be broken down.
つるぎがエジプトに臨む。エジプトで殺される者の倒れる時、エチオピヤには苦しみがあり、その財宝は奪い去られ、その基は破られる。
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単なる予想ではなく、預言者は明確に神から言葉を頂き、
それを記録に文字として残したのでしょう。


当然に玉石混交の文書があったのでしょうが、
本物の預言者の文書が聖書となった。

このあたりになると、しみじみと預言者の役割が染みてきます。

第29章 1-21 卑しい存在とされる [エゼキエル書]

神は、エジプトに通告した。

14
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and I will bring back the captivity of Egypt, and will cause them to return into the land of Pathros, into the land of their birth; and they shall be there a base kingdom.
すなわちエジプトの運命をもとに返し、彼らをその生れた地であるパテロスの地に帰らせる。その所で彼らは卑しい国となる。
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エジプトの民を一旦散らし、40年後戻すが、
元のようには栄えず、卑しい国となる。とした。

元々の土壌に恵まれ商業が盛んとなっても、
神に背を向けていれば、いずれ滅ぼされる。

そして再建されようが、相対的に弱い国に置かれるということのようだ。

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