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小原克博「聖戦論(2)──近代日本の場合」(講義「宗教と平和」第11回、同志社大学) [講義-神学等]

(2013日)
問題は、「聖戦」そのものもだが、
「聖戦」が偽装で、秀吉のような不信仰な人間による表看板でなされたのなら、
どうしようもなく救いようがないですね。


----memo

近代日本 

パターンを学ぶ

山本覚馬
 卒業式で イザヤ2-4 
  最終回 八重の言葉でも

 徳富蘇峰 八重 対面 政府の雑誌になっている 
  襄も愛国者でした。

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 三条教則(1872 年)

大東亜共栄圏の思想 キーワード
 大東亜戦争 聖戦 と考えられた

「八紘一宇」の精神
   海外で神社参拝義務

近衛文麿
  大正デモクラシーの中で
  「英米本位の平和主義を排す」(1918 年)

  「非常時」乱発

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「日本的キリスト教」

日本基督教団告1967
  
内村 ペンテコステ派 例外 

 
 同志社綱領 書き換え 湯浅八郎追い込まれる 国賊呼ばわりされながら
  新島の写真から神棚
    内部でも争い  妥協して戦後を迎える 
  上智でも明治学院でも

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仏教の場合

本願寺派 1936 神祇不拝の放棄 

 その後、「真俗二諦」は「王法為本」に修正される

  1940『教行信証』の不読の箇所を決定。

• 1995 年、浄土真宗本願寺派・大谷光真門主「宗祖の教えに背き、仏法の名
において戦争に積極的に協力していった過去の事実を、仏祖の御前に慚愧
せずにはおられません」。

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聖戦

宗教だけでなく、ナショナリズム 国家そのものが疑似宗教となり暴走
排外的な愛国心

戦いを善と悪の闘争と見なす (比例性の原則無視)
• 存在論的な次元での善悪の峻別が聖戦論の第一の特徴である。

戦闘員非戦闘員の区別もなくなる (区別の原則無視)


世界を戦争状態として
 Mark Juergensmeyer 終末思想を舞台として コスミック戦争
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