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第4章 1-23 常に喜べ [ピリピ書]

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Rejoice in the Lord always. I will say it again: Rejoice!
主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。
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なかなかできるものではありません。
パウロ自身、軟禁されたり鞭打たれたりした時は苦しかったでしょうに。
それでも、内面では神を想って喜べということなのでしょう。
私は、まだその域には達してないですね。

事実、そう手紙に書いているごとく、
なかなか皆できることではないからでしょう。

第3章 1-21 犬ども [ピリピ書]

パウロもこれ位は表現する。

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Watch out for those dogs, those men who do evil, those mutilators of the flesh.
あの犬どもに注意しなさい。よこしまな働き手たちに気をつけなさい。切り傷にすぎない割礼を持つ者たちを警戒しなさい。
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wiki情報では、「権力の犬」という意味は日本的なようだ。

従順という意味ではなく、嫌な奴、劣っているなど、ネガティブそのものの表現で広く使われるようである。

この第3章2節の「犬ども」はユダヤ的キリスト者で、
律法や割礼を必要と考える異端者という意味だそうだ。

第2章 1-30 エパフロディト [ピリピ書]

ここで、エパフロディトなる人物が登場する。
意味は、「男前」だそうだ。

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But I think it is necessary to send back to you Epaphroditus, my brother, fellow worker and fellow soldier, who is also your messenger, whom you sent to take care of my needs.
ところでわたしは、エパフロディトをそちらに帰さねばならないと考えています。彼はわたしの兄弟、協力者、戦友であり、また、あなたがたの使者として、わたしの窮乏のとき奉仕者となってくれましたが、
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epa.JPG
http://en.wikipedia.org/wiki/Epaphroditus

第1章 1-30 肩書き拒否 [ピリピ書]

フィリピへの手紙では、テモテも加えている。

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Paul and Timothy, servants of Christ Jesus, To all the saints in Christ Jesus at Philippi, together with the overseers and deacons:
キリスト・イエスの僕であるパウロとテモテから、フィリピにいて、キリスト・イエスに結ばれているすべての聖なる者たち、ならびに監督たちと奉仕者たちへ。
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個人ではなく教会に宛てた書簡なので、パウロは自分ことを「使徒」と表現するはずが、今回は「僕」となっている。

その理由が、弟子テモテがフィリピの教会と関係が深いので、
そこに自分の「使徒」という肩書きを出すのは控えたと考えるようだ。

権威主義で威圧するのを嫌った配慮だが、
言う時は辛辣でもある。パウロはかなり柔軟な人のようだ。
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