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第13章 1-30 「種を蒔く人」のたとえ [マタイ伝]

3-4節
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Then he told them many things in parables, saying: "A farmer went out to sow his seed. As he was scattering the seed, some fell along the path, and the birds came and ate it up.
イエスはたとえを用いて彼らに多くのことを語られた。「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。蒔いている間に、ある種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまった。
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19節
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When anyone hears the message about the kingdom and does not understand it, the evil one comes and snatches away what was sown in his heart. This is the seed sown along the path.
だれでも御国の言葉を聞いて悟らなければ、悪い者が来て、心の中に蒔かれたものを奪い取る。道端に蒔かれたものとは、こういう人である。
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イエスは、群集には例え話を用いる。その1つの「種を蒔く人」の例えで、
「道に蒔いた種が鳥に食べられる」の意味は深い。

道は人が踏むので固まっているので、自らの固定観念や因習に凝り固まっていることを示しており、そこに蒔いたキリストの言葉は根付かないということのようだ。

守り継ぐべき伝統もあろうが、悪しき因習に固執して罪を犯してはならないということだろう。

mugi.JPG
種まく人(Le semeur)
1850年 ボストン美術館

ミレーの「種まく人」はヨハネの福音書第12章24節を絵画化した作品のようだ。
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