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第14章 1-45 「40年苦しめ」という罰 [民数記]

宿営地へと帰ってきた偵察隊のうち、カナン攻撃に消極的な者たちは、
民に「敵が強く攻撃は無理」だと言いふらし、モーセに不満をぶつける。

「エジプトに帰ろう」とまで言う。

ヌンの子ヨシュアとエフネの子カレブは共同体全体に、

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もし、我々が主の御心に適うなら、主は我々をあの土地に導き入れ、あの乳と蜜の流れる土地を与えてくださるであろう。
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というが、民は恐怖に支配されているので、「彼らを殺せ」とまで言う。


それに対して神は激怒する。

その罰として、ヨシュアとカレブ以外の偵察隊は疫病死を与えられる。
また、40年間流浪の民となることと、現在20歳以上の者が死に絶えた後という条件で、カナン入りが約束されることとなる。

これに恐れをなした民は、あわててカナン攻撃に向かうが時すでに遅し。

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主があなたたちのうちにおられないのだから、上って行ってはいけない。
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とモーセは言うが、流浪を命じられた者たちは死を承知で突撃したのだろう。
若者たちに40年間我慢させなければならなくしたことがそうさせたのでしょう。


偵察隊の10人の死では済まず、民全体へも罰を与える。

この章のモーセも泣くに泣けず、「いっそ殺してくれ」と思ったのでしょう。
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