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第3章 1-29 聖絶 聖なる皆殺し [申命記]

イスラエルはカナンに入る前に、
バシャンのオグ王国と、ヘシュボンのシホン王国を「聖絶」した。

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We utterly destroyed them, as we did to Sihon king of Heshbon, utterly destroying every inhabited city, with the women and the little ones.
われわれはヘシボンの王シホンにしたように、これらを全く滅ぼし、そのすべての町の男、女および子供をことごとく滅ぼした。
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6 日本聖書刊行会
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私たちはヘシュボンの王シホンにしたように、これらを聖絶した。そのすべての町々──男、女および子ども──を聖絶した。
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ヘブライ語の動詞でハーラムと読む動詞があり「聖絶」という意味があるが、
英語では単にutterly destroyとなっている。


現在では考えられないが、当時は神が命じた。

通常の戦闘では戦利品が認められるが、
「聖絶」の戦いとなると、全てを神の物とするため、
金銀の財宝であれ私物化すると罪となる。当然、死罪だろう。


現代の価値観では当然ダメだが、財宝も含めて処分するというのが「聖」とされる時代を経たからこそ、現代人は少なくとも聖俗を考えることはできるのでしょう。
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