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第4章 1-22 呪われた出産 [サムエル記上]

イスラエルの祭司エリの2人の息子は、民からの奉納物を貪り、姦淫もしていた。
エリも放置していた。

そのような情況で戦争がおこったが、「契約の箱」を戦場に持ってこようが、
無残にも負けた。死者が計34000人。さらに「契約の箱」も奪われる。
エリの2人の息子も戦死する。

その報告を聞いたエリも倒れて首を折る。

そして、夫や義父の死や敗戦のいきさつを知った妊娠中の嫁は、
その日に出産し息子を産む。


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She named the child Ichabod, {"Ichabod" means "no glory."} saying, "The glory has departed from Israel"; because the ark of God was taken, and because of her father-in-law and her husband.
ただ彼女は「栄光はイスラエルを去った」と言って、その子をイカボデと名づけた。これは神の箱の奪われたこと、また彼女のしゅうとと夫のことによるのである。
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通常なら家族が直近で死に子どもが産まれたら、生まれ変わりとして喜ぶこともできたろうが、
契約の箱も奪われた以上、無理だった。

イカホデという名は、"no glory."を意味した。
これが、エリの家を永遠に罰するとした神の計画だった。

この後イカボデが登場するのか分からないが、
神の計画を変更することはイカボデにはできないでしょう。
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