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第12章 1-25 王権神授説とヤーヴェ [サムエル記上]

この章で、サムエルは王を求めた民衆に、「神を離れてはならぬ」旨を
念を押している。

13
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Now therefore see the king whom you have chosen, and whom you have asked for: and behold, Yahweh has set a king over you.
それゆえ、今あなたがたの選んだ王、あなたがたが求めた王を見なさい。主はあなたがたの上に王を立てられた。
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王権神授説を16世紀フランスでジャン・ボダンが唱えた。
その説を採用したのがイングランドのジェームズ1世やフランスのルイ14世。
この説が都合がよかったのは、ローマ教皇や神聖ローマ皇帝という外の権威と
国内の貴族や封建領主への支配を強化するのに役立つからだった。

しかし、もともとは神は「仕方なし」に王制を認めたにすぎなかった。

が、神が認めた以上、民が無視していい存在とはならなず従わなければならなかった。
したがって、パウロも当然に王の権威を認めた。

ロマ書13:1
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1 人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。
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