NHKスペシャル チベット死者の書

(1993日）ジブリ推薦作品。宮崎監督は『もののけ姫』の制作の傍らで何度も観たそうだ。

チベット仏教ニンマ派の経典「バルド・トドゥル」（チベット死者の書）が、臨終近い人に読み聞かせられる。

ホスピスは、死にゆく人に苦痛や不安を取り除き、安心と平安を与える。

この作品に登場する1人は、英国人で会計士だったがエイズとなった。
40代で、「チベット仏教」を選ぶこととなった。

人は誰であれ、平安のうちに死にたいという権利はあるだろう。
それを考えさせてくれるドキュメンタリーだった。


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宗教・死生観が違う人であれ、その人が死の間際を平安に過ごすことを何人も妨げてはならない。

この英国人は、はじめはクリスチャンだったのだろうが、
それでも同じ権利がある。「悔い改め」を求めるのも野暮で、
本人の意思を尊重すべきでしょう。

死後のことは、神さまの領域で、適切な判断がなされるでしょう。

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