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第6章 1-27  ナジルびと [民数記]

特別に厳しい掟を守ることを志願して「ナジル人」となることにより、
特別に力を得ることができるようだ。

①ぶどう酒だけでなく、ぶどうそのものも禁止。
②髪を切ってはならない。
③肉親が死んでも近づいてはならない。

破れば、一定の儀式の後にはじめからやり直し。

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彼はナジルびとである間は、すべて主の聖なる者である。
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サムソンと怪力の持ち主は髪を切られることで聖なる者ではなくなり力も失ったが、再度ナジル人となることにより、以前よりも多くの敵を葬ったそうだ。

samsungの表向きの由来は違いますが、含んでいるのかもしれません。

第5章 1-31 呪いの水 [民数記]

この章は、3つのことを命じている。

①宿営の中に入れてはならない人(重い皮膚病者、流出のある者、死体にふれた人)
②罪には5分の1を加えて、相手方に返す。いなければ祭司に。
③不倫の疑いがある場合


①は一時的な措置のようだが、現実的には戻るのは難しいのかもしれません。

③の場合、妻に疑いがある場合に祭司に下に連れて行き呪いの水を飲ませる。

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その水を女に飲ませる時、もしその女が身を汚し、夫に罪を犯した事があれば、そののろいの水は女のうちにはいって苦くなり、その腹はふくれ、ももはやせて、その女は民のうちののろいとなるであろう。
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と書いている。祭司より27節の内容を告げられ、平然と飲める神経を持つ者が宿営中にいるはずはなく、飲む際の表情で分かるだろう。

現在でも顔色一つ変えず飲める人などいるのだろうか。
いるなら、その人は神と無縁の世界に生きている人なのだろう。

第4章 1-49 レビ族壮年職 [民数記]

この章ではレビ族の子ら、コハテ、ゲルション、メラリの氏族ごと、30以上50以下で、就業可能な者をカウントするようモーセがアロンに命ずる。

コハテの氏族は、聖なる物を布や皮でアロン親子が覆った後に運ぶ役割が与えられている。

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宿営の進むとき、アロンとその子たちとが、聖所と聖所のすべての器をおおうことを終ったならば、その後コハテの子たちは、それを運ぶために、はいってこなければならない。しかし、彼らは聖なる物に触れてはならない。触れると死ぬであろう。会見の幕屋のうちの、これらの物は、コハテの子たちが運ぶものである。
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アロンとその子たちが、特別な祭司の家系で、彼らだけが触れることができる。
徹底している。


  レビ族          担当
コハテ   2,750   アロンの子エレアザル
ゲルション 2,630   アロンの子イタマル
メラリ   3,200   アロンの子イタマル
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  計   8,580


20代の青年たちについては触れられていない。
幕屋の警備なのだろうか。

第3章 1-51 レビびとの務め [民数記]

モーセの兄アロンの家系が祭司となりレビ人を預かる。
12部族とは違い兵役は免除され、幕屋に責任を持つ。

レビ アロンの子エレアザルがリーダー
 ゲルション 7,500 西  ラエルの子エリアサフ  天幕やおおい 等
 コハテ   8,600 南  ウジエルの子エリザパン 契約の箱、器、等
 メラリ   6,200 北  アビハイルの子ツリエル 木や柱    等


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モーセとアロンとが、主の言葉にしたがって数えたレビびとで、その氏族によって数えられた者、一か月以上の男子は、合わせて二万二千人であった。
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39節では合計22,000人で、全イスラエルの22,273人と、
超過273人分を1人あたり5シケルで1365シケルの銀を徴収しアロンに預けさせた。


初子を神に捧げ命を取られることの免除の変わりにレビびとが神に仕えたようだが、
細部はよくわかりません。今後とします。

第2章 1-34 宿営 [民数記]

さすが「民数記」というだけある。ひたすら一族の名と成人男子数が記される。
機械的なまでの記述に笑うしかない。

幕屋   父      子      数
東 先鋒
ユダ    アミナダブ  ナション     74,600
イッサカル ツアル    ネタニエル   54,400
ゼブルン  ヘロン    エリアブ    57,400
                 計      186,400
南 中央
ルベン   シデウル   エリヅル    46,500
シメオン  ツリシャダイ ツルミエル   59,300
ガド    デウエル   エリアサフ   45,650
                 計      151,450
西 3番目
エフライム アミホデ   エリシャマ   40,500
マナセ   バダツル   ガマリエル  32,200
ベニヤミン ギデオニ   アビダン    35,400
                 計      108,100
北 最後
ダン    アミシャダイ アヒエゼル   62,700
アセル   オクラン   バキエル    41,500
ナフタリ  エナン    アヒラ     53,400
                 計      157,600
         ----------------------
      合計      603,550

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しかし、レビびとはイスラエルの人々のうちに数えられなかった。主がモーセに命じられたとおりである。
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第1章 1-54  成人男子調査 [民数記]

『聖書 [口語]』日本聖書協会、1955年をネットで読む。


モーセがシナイの荒野の幕屋で、神から命ぜられ調査する。

ルベン   46,500
シメオン  59,300
ガド    45,650
ユダ    74,600
イッサカル 54,400
ゼブルン  57,400
エフライム 40,500
マナセ   32,200
ベニヤミン 35,400
ダン    62,700
アセル   41,500
ナフタリ  53,400

合計    603,550

幕屋を管理するレビ族は数えてはならないようだ。

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幕屋が進む時は、レビびとがこれを取りくずし、幕屋を張る時は、レビびとがこれを組み立てなければならない。ほかの人がこれに近づく時は殺されるであろう。
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神聖な領域にレビ族以外は近づいてはならない。
レビ族の数さえ数えてはならないと徹底している。