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第22章 イサクを惜しんだ場合 [創世記]


アブラハムの最愛の息子イサクを捧げよ、と神さまの命が下った。


2 NIV-JLB
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Then God said, “Take your son, your only son, whom you love—Isaac—and go to the region of Moriah. Sacrifice him there as a burnt offering on a mountain I will show you.”
「あなたのひとり息子を連れてモリヤへ行きなさい。そう、愛するイサクを連れて行くのだ。そして、わたしが指定する山の上で、完全に焼き尽くすいけにえとしてイサクをささげなさい。」
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有名な箇所だが、実行する寸前に神様が止めて下さり、
子孫が増えることを約束された。

が、元々イサクが生まれる前に、第18章で男の子が生まれ大きな"nations"となると言われた。

だから、もしアブラハムがイサクを捧げることを拒んだ場合、
イサクに不幸が襲い、代わりにイシュマエルの系列でアブラハム契約が実現されるのでしょう。

が、実際は神さまはアブラハムの行動は分かっておられたので、
予定どおり、イサクへ手をかけることをストップなされることとなったのでしょう。

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第21章 ハガルへの約束 [創世記]

サラの女奴隷ハガルとの間にイシュマエルという男の子が先に産まれたが、
自分の子が弄られているのを見て、サラは追い出すようアブラハムに迫った。

アブラハムは悩んだが、神さまは、サラの言うことを聞けと言われた。

次の日、パンと水を持たせて出ていかせた。

が、水がつき、子が死ぬ姿を見たくなかったので、
母親は矢が飛ぶ位の距離で離れて座った。


アブラハムも神様がイサクの将来を約束してくれたとはいえ、
多くを持たせるべきでしょう。宝石などの貴重品もいれてたのかもしれないが、
水がなくなって死を覚悟したのでしょう。

泣いた。

すると、神さまがハガルに声をかけてくださった。

18 NIV-JLB
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Lift the boy up and take him by the hand, for I will make him into a great nation.”
さあ早く行って子どもをしっかり抱きしめ、慰めてやりなさい。あの子の子孫を必ず大きな国にすると約束しよう。」
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アブラハムに先に言っていたことを、神様はこの段階でハガルに言われた。
そして井戸を見つけることができた。


確か、ハガルはペシリテかどこかの奴隷だったので、神さまとは無縁だった。
しかし、アブラハムへの心遣いでハガルへの約束という恩恵を与えられたのでしょう。
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第20章 アブラハムの罪 [創世記]

確かアブラハムで100歳、サラは90歳を超えていた。
が、サラはこの町の王宮に入ることとなる。

アブラハムが妻と言わずに妹と言っていたためだった。

が、神は王に罪を犯させないため夢の中でストップを掛けられた。

王はアブラハムに「妻だったら妻と言えよ」と言いたかった。


11-12 NIV-JLB
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Abraham replied, “I said to myself, ‘There is surely no fear of God in this place, and they will kill me because of my wife.’Besides, she really is my sister, the daughter of my father though not of my mother; and she became my wife.

アブラハムは答えました。「実を言うと、この町は神を恐れない町だと思ったのです。ですから、きっと私を殺して妻を奪うだろうと思いました。それに、彼女が妹だというのはうそではありません。腹違いの妹で、私の妻となったのです。
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腹違いの妹だった。


この件では、確かにアビメレクの前にはアブラハムは罪人で恥ずかしい行為ではある。
が、これをアブラハムを単に罪人とする章ではないと思いますね。

言語化しにくいので控えますが、考えを深めたいと思います。
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第19章 神に背き、死罪となる [創世記]


ソドムの町は破壊されることとなった。
この話は有名なようで不勉強な私でも昔からチラッとは知っていた。

妻が振り返って塩の柱となった。


26 NIV-JLB
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But Lot’s wife looked back, and she became a pillar of salt.

ロトの妻も夫のあとからついて行ったのですが、天使の警告に背いてうしろを振り返ったため、塩の柱になってしまいました。
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この話をバカバカしい話と考えてはいけない。

塩かどうかは舐めてないので確認しようがないが、
要は白く固まった。


神の意思が働いた時、人は突然に死ぬ。

献金を全財産と偽った夫婦の死もそうだが、
非科学的だろうが「在り得る」としなければならない。

さもなくば、歪で生きるか死ぬこととなるのでしょう。
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第18章 神に嘘をつく [創世記]

アブラハムの前に神さまが現れてくださったので、食事をもてなすことにした。
そして、来年にまた来るが、その時にサラに男の子が生まれると言われた。

聞いていたサラは思わず笑った。90歳を超えていたはずである。

すると、「笑いやがったな」と言われた。


15 NIV-JLB
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Sarah was afraid, so she lied and said, “I did not laugh.”
But he said, “Yes, you did laugh.”

サラはあわてて否定しました。「笑っただなんて、とんでもないことです。」しかし、どうなることかと、怖くてたまりません。必死になってごまかしましたが、神はご存じでした。
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サラは嘘をついたが、神さまは口にされたことを実行され、イサクを与えた。

神さまに嘘をついた罰が明示されていないが、
そもそもハガルへの虐めもそうだが、性格が良いとは言えなかったので、
老体になってからの出産の苦痛が罰だったのでしょう。
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第17章 祝福の御計画 [創世記]

前章でサライは侮蔑したハガルを虐めた。
が、神さまはサライを祝福し王女を意味するサラと改名させた。


16 NIV-JLB
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I will bless her and will surely give you a son by her. I will bless her so that she will be the mother of nations; kings of peoples will come from her.”

わたしは彼女を祝福する。彼女はあなたに男の子を産むだろう。すばらしい祝福を与えて彼女を国々の母とする。彼女の子孫からは多くの王が出る。」
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そして、イサクを産み、
確か、イサクがリベカと結婚して、双子のエサウとヤコブを産んだ。


又、改名したアブラハムはハガルとの子イシュマエルの祝福もお願いした。
神さまは答えた。

20-21 NIV-JLB
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And as for Ishmael, I have heard you: I will surely bless him; I will make him fruitful and will greatly increase his numbers. He will be the father of twelve rulers, and I will make him into a great nation.
But my covenant I will establish with Isaac, whom Sarah will bear to you by this time next year.”

イシュマエルのことはわかった。あなたの願いどおり彼を祝福し、彼の子孫を増やして、大きな国にしよう。十二人の族長が彼から出る。
しかし、わたしが契約を結ぶのはイサクである。来年の今ごろ、サラはイサクを産む。」----

祝福し12人の族長も出るとしているが、契約を結ぶのはイサクとしている。

アブラハム-イサク-ヤコブから モーセ ダビデ  イエス
と、神さまが契約を交わす御計画は既に立てられてたのでしょう。
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第15章~第16章   理由と行為 [創世記]

サライは奴隷のハガルが逃げるまで辛く当たった。


16 6 NIV-JLB
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“Your slave is in your hands,” Abram said. “Do with her whatever you think best.” Then Sarai mistreated Hagar; so she fled from her.

「まあまあ、そこまで言わなくても。あの娘をおまえの好きなように罰したらいいではないか。」それならと、サライは召使ハガルにとてもつらく当たりました。我慢できず、ハガルは逃げ出しました。
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サライにすれば、夫のアブラムに奴隷のハガルとの間に子を産むことを、
哀しみながら提案した。
にもかかわらず、ハガルは見下した。

当然の怒りだった。

後に、サライとの間にイサク・ヤコブを産み、子孫の繁栄となるので、
神さまは、このハガルに対するサライの行為はお許しになられた。

この件に限らず、
侮辱されてヘラヘラ笑って許すことを神さまは命じてなかったはずである。

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第14章 メルキゼデク登場 [創世記]

18-20 NIV-JLB
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TThen Melchizedek king of Salem brought out bread and wine. He was priest of God Most High, 19 and he blessed Abram, saying,

“Blessed be Abram by God Most High,
Creator of heaven and earth.
And praise be to God Most High,
who delivered your enemies into your hand.”

Then Abram gave him a tenth of everything.


また、シャレム〔エルサレム〕の王、いと高き天の神の祭司メルキゼデクは、パンとぶどう酒を持って来て、 アブラムを祝福しました。

「天地のすべてを造られた、いと高き神の祝福が、
アブラムよ、あなたにあるように。
あなたを敵に勝たせてくださった神が
あがめられるように。」

アブラムは、メルキゼデクに戦利品の十分の一を贈りました。
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エルサレムの王であり祭司としてメルキデゼクだった。
戦利品の十分の一 にしろ並大抵ではない。

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第11章~第13章 そもそも罪なる存在 [創世記]

洪水の後、ノアの3人の息子の一人セムに男の子が生まれた。
その子孫がアブラムだった。

アブラムと妻サライと甥のロトがウルを出て、カナンに向かった。
が、飢饉のためエジプトに行った。

12-17 NIV-JLB
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But the Lord inflicted serious diseases on Pharaoh and his household because of Abram’s wife Sarai.
しかし、事はそれで終わらず、王がサライを召し入れたことで、主は宮殿に恐ろしい疫病をはやらせたのです。
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アブラムがサラを妻と言わず妹と言ったため、
パロはサラを宮殿に住まわせ同時に兄を丁重に扱った。

が姦通のためエジプト宮殿に罰が与えられた。

人妻と知らず罪は無いが罰が与えられた。
他人の妻はダメという分別はあったようだ、
が、そもそもエジプトは罪なる存在だった。


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第10章 神に祝福されたニムロデ? [創世記]


ノアの3人の子の子孫が記される。

8-9 NIV-JLB
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Cush was the father[c] of Nimrod, who became a mighty warrior on the earth.
He was a mighty hunter before the Lord; that is why it is said, “Like Nimrod, a mighty hunter before the Lord.

クシュの子孫の一人に、ニムロデという人がいました。地上で最初の王になった人です。 彼は神に祝福された力ある狩猟家で、その名が知れ渡っていました。「神に祝福された力ある狩猟家ニムロデのような人」という称賛のことばもあったほどです。
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クシュはハムの子なので、ニムロデはハムの子孫となり、
ノアから呪われた一族だが、力があることで「神に祝福された・・・人」と
言葉はあったが、バベルの塔で神に挑戦し、若きアブラハムを炉に入れているので
ヒトラー級の最悪の部類の人なのでしょう。
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