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ハバクク書 第2章 1-20 偶像を偶像と気づく [十二小預言書]


偶像が乱立していた中で、それが偶像と気づくのは簡単ではない。

19 NIV-JLB
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Woe to him who says to wood, ‘Come to life!’
Or to lifeless stone, ‘Wake up!’
Can it give guidance?
It is covered with gold and silver;
there is no breath in it.”
いのちのない木の偶像に、
起きて自分たちを救えと命じる者、物言わぬ石に、
何をすべきか教えてほしいと呼びかける者は災いだ。
偶像は、神の代わりに語ることができるのか。
金銀で覆われているが、その中にいのちは全くない。
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19 口語訳55
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わざわいなるかな、
木に向かって、さめよと言い、
物言わぬ石に向かって、起きよと言う者よ。
これは黙示を与え得ようか。
見よ、これは金銀をきせたもので、
その中には命の息は少しもない。
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神からの言葉がなければ、偶像に支配され続けるだけだった。
そういうことでしょう。

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ハバクク書 第1章 1-17 バビロンを使う [十二小預言書]

バビロンは90年の寿命だった。

BC626 バビロン成立
BC586 ユダ滅亡 バビロン捕囚
BC536 メディア・ペルシャにより滅亡



6 NIV-JLB
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I am raising up the Babylonians,[a]
that ruthless and impetuous people,
who sweep across the whole earth
to seize dwellings not their own.
地上の新しい勢力として、カルデヤ人を起こす。
残忍で横暴なこの民は、世界を行き巡り、征服する。
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6 口語訳55
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見よ、わたしはカルデヤびとを興す。
これはたけく、激しい国民であって、
地を縦横に行きめぐり、
自分たちのものでないすみかを奪う。
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アブラハム契約があるので、滅ぼしはしないが、
バビロンにユダを攻めさせた。

捕囚が神のご計画であると、預言者は理解したとしても、
それを語っても愛国者なら戦うべきという主張が正論でしょう。

バビロンもアッシリアもローマ帝国も、一過性のごとく滅んだ。
神さまが、異教国をご自身の計画のために短期的に使われることもあるのでしょう。


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ナホム書 第3章 1-19 遊女ニネベも最後は滅ぶ [十二小預言書]


ニネベを遊女に譬え、不誠実や偶像崇拝で他人を騙したりしても、
結局は滅ぼされることを教える。

4 NIV-JLB
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all because of the wanton lust of a prostitute,
alluring, the mistress of sorceries,
who enslaved nations by her prostitution
and peoples by her witchcraft.
こうなったのもみな、
ニネベが神の敵に自分を売ったからだ。
美しいが不誠実な町、死に至らせる魅力をもつ女王は、
その美しさで国々の気を引き、
彼らすべてに偽りの神々を拝むことを教えて、
あらゆる場所で人々を魅了した。
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4 口語訳55
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れは皆あでやかな遊女の恐るべき魔力と、
多くの淫行のためであって、
その淫行をもって諸国民を売り、
その魔力をもって諸族を売り渡したものである。
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嘘や不誠実などで、人々や他国とかかわっても、
最後は滅ぶということを、聖書は繰り返す。

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ナホム書 第2章 1-13  ニネベの滅びの原因 [十二小預言書]

ニネベが滅ぼされることとなった。
が、老若男女が、恐れることなく暮らせた町だそうだ。

かなり優れた統治だったのかもしれないが、
神に離れていては、滅びが必然だった。


11 NIV-JLB
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Where now is the lions’ den,
the place where they fed their young,
where the lion and lioness went,
and the cubs, with nothing to fear?
諸国の間でライオンのようにふるまい、
闘志と大胆さをみなぎらせていた町、
年老いて弱くなった者も、いたいけな子どもも
恐れることなく暮らしていた町、
あの偉大なニネベは今、どこにあるのか。
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11 口語訳55
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なたもまた酔わされて気を失い、
あなたは敵を避けて逃げ場を求める。
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ナホム書 第1章 1-15 神は一発で滅ぼせる [十二小預言書]

神は、やろうと思えば、あらゆる戦いで、一撃で敵に大ダメージを与える。
そして、滅ぼしもなさる。

9 NIV-JLB
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Whatever they plot against the Lord
he will bring[a] to an end;
trouble will not come a second time.
ニネベよ、主に反抗するとは、
何をもくろんでいるのか。
神はおまえを一撃で仕留め、二度打つ必要もない。
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99 口語訳55
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あなたがたは主に対して何を計るか。
彼はその敵に二度としかえしをする必要がないように
敵を全く滅ぼされる。
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ミカ書 第7章 1-20 血縁だからと信用するな [十二小預言書]

滅ぶにあたり、主がアドバイスを与えた。


5 NIV-JLB
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Do not trust a neighbor;
put no confidence in a friend.
Even with the woman who lies in your embrace
guard the words of your lips.
だれも信用するな。
親友も、妻でさえも。
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5 口語訳55
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あなたがたは隣り人を信じてはならない。
友人をたのんではならない。
あなたのふところに寝る者にも、
あなたの口の戸を守れ。
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人間関係も滅茶苦茶となる。
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ミカ書 第6章 1-16  人身御供の免除 [十二小預言書]


主に対する罪に対して、何をもって償えばいいか?
大関心事である。


7 NIV-JLB
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Shall I offer my firstborn for my transgression,
the fruit of my body for the sin of my soul?
長子をいけにえとしてささげたら、
主を喜ばせることになるでしょうか。
そして、罪を赦してもらえるでしょうか。
もちろん違います。
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7 口語訳55
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わがとがのためにわが長子をささぐべきか。
わが魂の罪のためにわが身の子をささぐべきか」。
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出エジプト時、かもいに血で印を付けなかった家では、
長子が死ぬこととなった。

本当の本当は、このように人身御供が原理原則だが、
ヤコブの民は例外的に免除されたようだ。
また、「レビ記」での律法を守ることで人身御供の免除となったと記憶する。


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ミカ書 第5章 1-15 神の復讐 [十二小預言書]

15 NIV-JLB
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I will take vengeance in anger and wrath
on the nations that have not obeyed me.”
わたしは、わたしに従うことを拒む国々に復讐し、
思い知らせよう。」
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15 口語訳55
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そしてわたしは怒りと憤りとをもって
その聞き従わないもろもろの国民に復讐する。
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20世紀は冷戦崩壊で、無神論マルクスは権威が失墜した。
そういう観点では聖書の実現となる。

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ミカ書 第4章 1-13 終わりの日と偶像 [十二小預言書]

4-5 NIV-JLB
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Everyone will sit under their own vine
and under their own fig tree,
and no one will make them afraid,
for the Lord Almighty has spoken.
All the nations may walk
in the name of their gods,
but we will walk in the name of the Lord
our God for ever and ever.
彼らはみな自分の家で、豊かで落ち着いた生活を営む。
恐れるものが何もないからだ。
主ご自身がそう約束している。
それゆえ、たとえ回りの国々が偶像を拝んでも、
私たちの神、主に従おう。
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4-5 口語訳55
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彼らは皆そのぶどうの木の下に座し、
そのいちじくの木の下にいる。
彼らを恐れさせる者はない。
これは万軍の主がその口で語られたことである。
すべての民はおのおのその神の名によって歩む。
しかしわれわれは
われわれの神、主の名によって、とこしえに歩む。
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主の日でありながら、「たとえ回りの国々が偶像を拝んでも」
とある。

完全に偶像が滅ぶのではなく、一部は残るということでしょう。
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ミカ書 第3章 1-12 仮面としての祭司 [十二小預言書]

11 NIV-JLB
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Her leaders judge for a bribe,
her priests teach for a price,
and her prophets tell fortunes for money.
Yet they look for the Lord’s support and say,
“Is not the Lord among us?
No disaster will come upon us.”
指導者はわいろを取り、
祭司と預言者は、金をもらわなければ
教えることも預言することもしない。
それでいて、主にこびへつらって、
「すべて大丈夫。主は私たちとともにおられる。
どんな災いもくるはずがない」と言う。
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11 口語訳55
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そのかしらたちは、まいないをとってさばき、
その祭司たちは価をとって教え、
その預言者たちは金をとって占う。
しかもなお彼らは主に寄り頼んで、
「主はわれわれの中におられるではないか、
だから災はわれわれに臨むことがない」と言う。
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はじめは真摯に働いていたのでしょうが、
いつからか、そうなったのでしょう。
が、それでも自分は神の前にいると思い込んでいる。

私の言葉の真偽を判断するのに、19c後半から発達した精神医学の判断が
気になり、口にした仮面牧師も、似たようなものでしょう。

教会を去ろうとした私に、「梅田さん、洗礼は?」と聞いてきた。
「アホか、こいつは」とは口にしなかった。

(参考)
アモス書 第5章 1-27  悪臭ただよう礼拝
http://vbc-p.blog.so-net.ne.jp/2017-12-29
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