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第10章 1-11 ジーザス [黙示録]

第6と第7のラッパの間にも中間挿景がある。
この章では、ナウシカの巨臣兵を連想させたangelが登場する。
源流はなんだろう。実際は黙示録ではなくどこかの神話なのだろうが。

顔は太陽のようで足は火の柱のようである。
右足は海、左足は地を踏んでおり、手に巻物を持っている。
声は雷のようである。

8-9
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Then the voice that I had heard from heaven spoke to me once more: "Go, take the scroll that lies open in the hand of the angel who is standing on the sea and on the land."
So I went to the angel and asked him to give me the little scroll. He said to me, "Take it and eat it. It will turn your stomach sour, but in your mouth it will be as sweet as honey."
すると、天から聞こえたあの声が、再びわたしに語りかけて、こう言った。「さあ行って、海と地の上に立っている天使の手にある、開かれた巻物を受け取れ。」
そこで、天使のところへ行き、「その小さな巻物をください」と言った。すると、天使はわたしに言った。「受け取って、食べてしまえ。それは、あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い。」
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この巻物をヨハネがもらって食べる。口には甘く腹には苦い。

神のなさることで、救いもあるが苦難も伴うということのようだ。


旧約民数記11章では、エジプトを脱出したモーセに率いられる民が、
豊富にあったマナという食べ物に飽きてしまい、神に毒づいた。
神は他の肉を用意したが、それを食べた民は死んでしまったという話である。


神に毒づきたくなることはある。映画で「ジーザス!」と嘆くシーンもあるが、
今あること今あるものに感謝することが前提なのだろう。


頭では分かっていても、私も時々言う。「ジーザス!」

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