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第9章 1-50 イエスの苦笑? [マルコ伝]

22-23
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"It has often thrown him into fire or water to kill him. But if you can do anything, take pity on us and help us."
"`If you can'?" said Jesus. "Everything is possible for him who believes."
霊は息子を殺そうとして、もう何度も火の中や水の中に投げ込みました。おできになるなら、わたしどもを憐れんでお助けください。」
イエスは言われた。「『できれば』と言うか。信じる者には何でもできる。」
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霊に取り付かれた息子を助けて欲しい父親であったが、半信半疑だった。
それに対して、イエスは、"`If you can'?"と言う。

どういうニュアンスなのだろう。
半ギレ、落胆、半笑い。
私は、「この神の子である私にできないワケないであろう」という苦笑だと思いますが。

この部分で違う解釈をご存知なら教えてください。


38-40
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"Teacher," said John, "we saw a man driving out demons in your name and we told him to stop, because he was not one of us."
"Do not stop him," Jesus said. "No one who does a miracle in my name can in the next moment say anything bad about me,
for whoever is not against us is for us.
ヨハネがイエスに言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」
イエスは言われた。「やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの悪口は言えまい。
わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。
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これは、常識的には疑問ですね。
能力的に同等以上ならともかく、必ず失敗する治療がでてきて評判を落とすでしょう。

それも織り込み済みで許したのでしょうから、
彼の失敗した後の後始末も含めて彼の善意を信じたということなのでしょう。

なかなかそう寛大には人間なれないものでしょう。
私なら成りすましは生理的に受け付けないと思いますね。

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