汚れなき祈り [映画]
(2012ルーマニア)
丘の上にある静かな修道院にて起こった悲劇。2005年の実話のようだ。
孤児院で育ち修道女となっていた親友をアリーナは受け入れられない。
アリーナにしてみれば、親友を神父に取られたと映り、奪還を決意する。
トラブルを起こすので、「悪魔祓い」の儀式で身体を拘束するも、
数日で死んでしまう。
という話を、2時間半の最後の30分で「悪魔祓い」が始まる構成。
修道院の静かな生活と善意で皆が動いている描写は丁寧で、
ついつい被害者少女を「自業自得だろ」と考えてしまうが、
実話なだけに、この結末を彼女の自己責任論や神父の過失で終わらせるのは、
安直感が拭えず、残念ですね。
------
うろ覚えですが、
これは同性愛の問題で、片方は悔い改め、神の僕となることを選んだが、
一方は、教会に彼女の心を奪われたと理解してしまった。
悪魔祓いの儀式で不幸にも亡くなってしまった。
神との関係で言えば、善意の行為で問題にならないが、
世俗の法で問題となる。
神を畏れぬ者が神聖な領域に居続けることはできない。
少なくとも、そういうものだと理解が拡がり、
聖なる領域に畏怖の感覚は持つべきでしょうね。
------
約2年前の私の↓の投稿に追加しました。
http://1rin.blog.so-net.ne.jp/2014-12-09
丘の上にある静かな修道院にて起こった悲劇。2005年の実話のようだ。
孤児院で育ち修道女となっていた親友をアリーナは受け入れられない。
アリーナにしてみれば、親友を神父に取られたと映り、奪還を決意する。
トラブルを起こすので、「悪魔祓い」の儀式で身体を拘束するも、
数日で死んでしまう。
という話を、2時間半の最後の30分で「悪魔祓い」が始まる構成。
修道院の静かな生活と善意で皆が動いている描写は丁寧で、
ついつい被害者少女を「自業自得だろ」と考えてしまうが、
実話なだけに、この結末を彼女の自己責任論や神父の過失で終わらせるのは、
安直感が拭えず、残念ですね。
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うろ覚えですが、
これは同性愛の問題で、片方は悔い改め、神の僕となることを選んだが、
一方は、教会に彼女の心を奪われたと理解してしまった。
悪魔祓いの儀式で不幸にも亡くなってしまった。
神との関係で言えば、善意の行為で問題にならないが、
世俗の法で問題となる。
神を畏れぬ者が神聖な領域に居続けることはできない。
少なくとも、そういうものだと理解が拡がり、
聖なる領域に畏怖の感覚は持つべきでしょうね。
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約2年前の私の↓の投稿に追加しました。
http://1rin.blog.so-net.ne.jp/2014-12-09
2016-04-24 23:46
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