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エリザベス:ゴールデン・エイジ [映画]

(2007英)続編。異母姉のメアリー女王の死去する1558年からスペインとのアルマダの海戦の1588年までの約30年間だが、数年の出来事のように終わる。

時間の経過を説明するテロップがあれば、重厚な大河ドラマ風になったのでしょう。

物語は、外交上の縁談話と、スペインとの戦いで艦隊司令官を務めたフランシス・ドレークとの交流がメイン。

そこに、スコットランドの女王だったメアリーとスペイン王家とカトリックがエリザベス暗殺を目論み、バレてメアリーが処刑されるシーンとなる。

艦隊決戦は、長ければダレるし短かければ作品が軽くなる。
難しいところなのでしょうが、アッサリ勝った感で終わる。

2作品を鑑賞してよかったですが、中高生も対象にしているのか、少女マンガ風ではありました。
歴史の勉強にはGoodなのでしょう。

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1558年に女王となり、1559年に父ヘンリー8世の首長法を再度制定し国教会の長となる。
同年に、統一法で礼拝方式を定めている。26歳頃にやってのけた。

兄や姉もいて、庶子だったので女王になる英才教育を受けた訳ではないが、
信仰と立場がそうさせたのでしょう。

ローマやスペインから独立を守ったが、
海賊行為を認め、それでも神に許されると認識していた。

この国教会というのは王権を支える存在として機能しており、
非国教徒は後に1673年の審査法で公職に就けなくなる。

教義はプロテスタントでも、存在形態は違いすぎますね。


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先週の↓の投稿に追加しました。
http://1rin.blog.so-net.ne.jp/2016-05-23


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