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ザビエルと天皇 [書籍]

一部は、ザビエルが天皇に謁見しようと京都を目指した道中が描かれている。
結局、謁見できなかった。

二部は、九州の大名・大友宗麟。息子義統が黒田官兵衛から受洗したものの、
棄教。関ケ原で西軍につき、官兵衛に敗れる。
そして回心し質素だが穏やかな晩年だったそうだ。


三部はペトロ岐部。日本人で初めて、エルサレムに行き、バチカンに向かった。
そして日本に帰郷したのが1630年。16年ぶりに日本の土を踏んだが潜伏生活となる。
1639年7月4日、火あぶりにされ殉教。
この3行だけなら変わり者だが、読むと感情移入する。敬愛すべき行動力でした。


戦国・江戸期のキリスト教一般教養としてグッドでしょう。

ザビエルと天皇 (Forest Books)

ザビエルと天皇 (Forest Books)

  • 作者: 守部 喜雅
  • 出版社/メーカー: いのちのことば社
  • 発売日: 2016/05/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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