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第6章 1-56 キリスト者はこの世の良心なり 黒崎解 [マルコ伝]

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On hearing of this, John's disciples came and took his body and laid it in a tomb.
ヨハネの弟子たちはこのことを聞き、やって来て、遺体を引き取り、墓に納めた。
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私は黒崎幸吉先生の註解で学んでいますが、この箇所に感銘いたしました。
完全に同意します。

イエスの十字架での死がなければ、今日にキリスト教はなく、
ヨハネを殺めるごとくの邪悪な想念がほぼ完全に支配しているだろうと思います。

イエスの復活により使徒たちが布教し、様々な経緯を含むものの、
今日の社会に良心が一定確保されているのは、
イエスの無限大なる功績であり、どれだけ感謝しても足りるものではありません。


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要義2 [キリスト者はこの世の良心なり]たといキリスト者はこの世において迫害せらるるの運命にあり、ヨハネのごとく、暴君や姦婦の手に殺さるるごときことありとも、キリスト者の存在はそれ故に無意味であるということはできない。キリスト者はこの世の良心である。この世はキリスト者の故にその罪を感ぜしめられてそのために苦しむ。良心なき者は自己の悪に関して何らの悩みもない、これと同じくキリスト者なきこの世は悪に対して何らの苦悩も反省をも持たない。かくして益々悪より悪に突進する。もしこの世が悪の中に亡び去ることを免れているとすれば、それはキリスト者がその良心となっているからである。少なくともかくあることがキリスト者の立場でなければならぬ。
http://stonepillow.dee.cc/kurosaki_frame.cgi?41+6+2-6
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まだ読んでませんが、いずれ必ずでしょう。そんな気がします。

黒崎幸吉―生涯とその時代

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  • 作者: 阿部 博行
  • 出版社/メーカー: 東北出版企画
  • 発売日: 2011/11
  • メディア: 単行本



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