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第8章 1-25 天候操作 [ルカ伝]

イエスと弟子は舟にいた。イエスが眠っていると突風が襲う。

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The disciples went and woke him, saying, "Master, Master, we're going to drown!" He got up and rebuked the wind and the raging waters; the storm subsided, and all was calm.
弟子たちは近寄ってイエスを起こし、「先生、先生、おぼれそうです」と言った。イエスが起き上がって、風と荒波とをお叱りになると、静まって凪になった。
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信じがたい話ではある。

天候操作ができた人物。

イエス
卑弥呼
于吉仙人
諸葛孔明


どうなのでしょう。他にもいるのかもしれません。


ロシアの天候操作の実用技術はトップレベルで重要な祝日は必ず晴れらしい。
今日では、農作物の凶作は無くなったということなのでしょうか。

第7章 36-50 説教開始 [ルカ伝]

今回はマグラダのマリアの話である。
パリサイ派のシモン宅に招かれ食事をした時、噂を聞きつけたマリアが
入ってきて、イエスに救いを求める。

彼女に苛立っていたシモンにイエスが言った。

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Jesus answered him, "Simon, I have something to tell you." "Tell me, teacher," he said
そこで、イエスがその人に向かって、「シモン、あなたに言いたいことがある」と言われると、シモンは、「先生、おっしゃってください」と言った。
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こう切り出されると怖いですが、言ってくれるだけありがたいですね。

第7章 18-35 夜郎自大 [ルカ伝]


洗礼者ヨハネが牢にいたが、面会に来た弟子をイエスに向かわせる。
ヨハネの使いが去った後、イエスは群集に問うた。

「おまえたちは、何しにここへ来たのだ?」

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But what did you go out to see? A prophet? Yes, I tell you, and more than a prophet.
では、何を見に行ったのか。預言者か。そうだ、言っておく。預言者以上の者である。
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自分のことを「預言者以上の者である」と言った。

なかなか言えるものではない。

第7章 1-17 遠隔ヒーリング [ルカ伝]

部下の病を治すためイエスに来てもらうことになったが、
道中のイエスに百人隊長は駆けつけた。

迎えるためではなかった。わざわざ来てもらうのも申し訳ないので、
ここで治してくれるようイエスに頼む。

「言葉一つで治るだろ」と言ったようなものだが、

悪霊の仕業と考えられていたので、百人隊長は無理難題とは全く思っていない。

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For I myself am a man under authority, with soldiers under me. I tell this one, `Go,' and he goes; and that one, `Come,' and he comes. I say to my servant, `Do this,' and he does it."
わたしも権威の下に置かれている者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、他の一人に『来い』と言えば来ます。また部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします。」
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「遠隔ヒーリング」は現在でもしている人はいるようだ。
イエスは最強ヒーラーだった。

第6章 27-49 黄金律 [ルカ伝]

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Do to others as you would have them do to you.
人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。
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論語は、逆である。

「己の欲せざる所は人に施す勿れ」

その他、ユダヤ教・イスラム教・ヒンドゥー教も消極的な表現である。

第6章 1-26 主 [ルカ伝]

イエスが安息日に病人を治していた。
それを見た堅い連中が怒った。イエスは言う。
「ダビデは、安息日に祭司しか食べてはいけない捧げ物を食べたぞ」と。
ぐうの音も出なかった。

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Then Jesus said to them, "The Son of Man is Lord of the Sabbath."
そして、彼らに言われた。「人の子は安息日の主である。」
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会社、組織、あるいはルール・慣習・法律であれ、人が主なのでしょう、、、。

第5章 1-39 罪を赦す資格 [ルカ伝]

ある病人が寝床ごと男たちに運ばれてくる。
群集の混雑のため、玄関から入れず屋根から患者を降ろす。

その手間と自分に頼っている姿を見ていたイエスが言った。

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When Jesus saw their faith, he said, "Friend, your sins are forgiven."
イエスはその人たちの信仰を見て、「人よ、あなたの罪は赦された」と言われた。
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イエスには、これが言えた。
単に医者であるならば、これは言わない。

イエスが神の子であって罪を赦す権威を持っていると自覚しているからこそだろう。
裁判官という職権があるわけでもなく、そこにプーであるという引け目もない。

第4章 1-44 魔の手 [ルカ伝]

40日間の断食中に悪魔がイエスを誘う。

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The devil led him up to a high place and showed him in an instant all the kingdoms of the world.
更に、悪魔はイエスを高く引き上げ、一瞬のうちに世界のすべての国々を見せた。
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幻覚と切り捨てれないでしょう。幽体離脱やもしれない。
それすら常識的な考えで、実際は文字どおり悪魔の仕業なのかもしれません。

いずれにせよ、40日という数字は聖書のお約束の数字としても、
トランス状態にあったことも間違いないのでしょう。

第3章 1-38 イエス30にして [ルカ伝]

バプテスマのヨハネより洗礼を受け、宣教を開始する。

ルカは年代に関連するかなり詳細な記述を残しており貴重な史料のようだ。

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In the fifteenth year of the reign of Tiberius Caesar
皇帝ティベリウスの治世の第十五年
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ティベリウスが摂政に就いた紀元12年(11年末?)を起算とする説によると、
第15年の26年がイエスの30歳となる。

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Now Jesus himself was about thirty years old when he began his ministry.
イエスが宣教を始められたときはおよそ三十歳であった。
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ルカは医者でパウロの弟子でありイエスの世代ではないので、
客観的に調べた上で冷静に記録に残そうとしたのかもしれません。
この章では記述内容そのものよりもルカの人物が現れているなと頭が下がりました。

第2章 39-52 イエスの反抗 [ルカ伝]

イエスの両親は過越祭の時期、毎年エルサレムに上京した。
イエスも毎回か時折は分からないが連れてこられたのだろう。

12歳の時、祭りも終わって共にナザレへ帰るはずだったが、
イエスだけは残っていて、両親は後で気づき心配する。

やっと見つけたのに、息子が言った一言。

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"Why were you searching for me?" he asked. "Didn't you know I had to be in my Father's house?"
すると、イエスは言われた。「どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。」
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普通、探すでしょう。心配かけたことをなんとも思っていない。
イエスは謝らない。

この一文がイエスが神の子だと12歳で自覚していたと分かる節だそうだ。