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第20章 1-26 モーセの十戒 [出エジプト記]

微妙に違う。


正教会・プロテスタント(ルーテル以外)の場合

● 主が唯一の神であること
● 偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)
  神の名をみだりに唱えてはならないこと
  安息日を守ること
  父母を敬うこと
  殺人をしてはいけないこと(汝、殺す無かれ)
  姦淫をしてはいけないこと
  盗んではいけないこと
  偽証してはいけないこと
  隣人の家をむさぼってはいけないこと


カトリック・ルーテルの場合

  わたしのほかに神があってはならない。
  あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。
  主の日を心にとどめ、これを聖とせよ。
  あなたの父母を敬え。
  殺してはならない。
  姦淫してはならない。
  盗んではならない。
  隣人に関して偽証してはならない。
● 隣人の妻を欲してはならない。
● 隣人の財産を欲してはならない。

17
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You shall not covet your neighbor's house. You shall not covet your neighbor's wife, nor his male servant, nor his female servant, nor his ox, nor his donkey, nor anything that is your neighbor's."
あなたは隣人の家をむさぼってはならない。隣人の妻、しもべ、はしため、牛、ろば、またすべて隣人のものをむさぼってはならない」。
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唯一神であることを認めれば偶像崇拝は改めて書かなくてよいとも言える。
17節をわざわざ2つに別ける方が腑に落ちませんね。

ten.JPG
モーセの十戒(レンブラントの絵画)
・出典ja.wikipedia.org

第19章 1-25 鷲 [出エジプト記]

モーセの契約前のシナイ山での章。

神がモーセに皆に言うように命じた。

4
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You have seen what I did to the Egyptians, and how I bore you on eagles' wings, and brought you to myself.
『あなたがたは、わたしがエジプトびとにした事と、あなたがたを鷲の翼に載せてわたしの所にこさせたことを見た。
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鷲というのは、育った子鷲が飛ぶのを見守り子が疲れてくると、
親鷲は空中で背中に乗せて戻るそうだ。
イスラエルの民を守ったことを、そういう比喩で表現した。

紋章学というのがあり不死のシンボル。すべてを見通す目を持つ空の王。

太陽を直視できるのも鷲だけらしい。

旧約をここまで見てきて、鷲がでてきたのは初めてだと記憶します。
この出エジプト記の19章を起源とする紋章も多いのでしょうね。


鷲の紋章だけで900以上のデータがWikiに登録されているようだ。
http://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Eagles_in_heraldry?uselang=de

第18章 1-27 モーセ、組織を整える [出エジプト記]

モーセは250万の人々の揉め事を忙しく1人で裁いた。

そのことに対して誰も何も言わなかったが、1人例外がいた。

17
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Moses' father-in-law said to him, "The thing that you do is not good.
モーセのしゅうとは彼に言った、「あなたのしていることは良くない。
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組織化して細かいことは各組織の長の判断にすべきとのこと。
何を今さら、なことだがモーセは舅の言に従った。


民衆にとっては言いにくい雰囲気だったのかもしれないが、
モーセは神だけでなく人間の言葉も聞くようだ。

前章で戦争したが、ヨシュアは誰に命令したのだろうか。

第17章 1-16 モーセ最強 [出エジプト記]

250万のイスラエルの民の大移動。
アマレクの軍勢がやってきた。

モーセはヨシュアに戦わせた。

自分は杖をとって丘に立ち、神の力を借りた。


11
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It happened, when Moses held up his hand, that Israel prevailed; and when he let down his hand, Amalek prevailed.
モーセが手を上げているとイスラエルは勝ち、手を下げるとアマレクが勝った。
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ここは、思わず吹きました。
孫子や孔明とは次元が違いますね。戦えばモーセの方が勝つでしょう。

神の力添えがなければ勝てないということでしょう。

第16章 1-36 マンナ [出エジプト記]

イスラエルの民が荒野にいた40年間、マナを食べたようだ。

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The house of Israel called its name Manna, {"Manna" means "What is it?"} and it was like coriander seed, white; and its taste was like wafers with honey.
イスラエルの家はその物の名をマナと呼んだ。それはコエンドロの実のようで白く、その味は蜜を入れたせんべいのようであった。
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意味は、"What is it?" だそうだ。


森永製菓の創業者森永太一郎は1930年に発売を開始した。

森永製菓マンナ
http://www.morinaga.co.jp/manna/

manna.JPG

ボーロは小さい頃よく食べた記憶がありますね。
袋のデザインに熊や兎がいたかは記憶にございません。
今日、こうして森永を好きになりました。
(聞いて知ってはいたのですが、調べてみると懐かしくなりました)

第15章 1-27 のど元過ぎれば [出エジプト記]


久しぶりの旧約。
新約の黒崎のサイトがダウン。


モーセの姉ミリアムが割れた海を行進する。
タンバリンを叩いて踊りながら進むようだ。敵が滅び安心したのだろう。
1-18節まで「モーセの歌」「ミリアムの歌」と呼ばれるそうだ。


勝利し陸にあがったまでは良かったが、3日間、水がなかった。
メラという地に着いたが、そこの水は苦くて飲めない。

24
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The people murmured against Moses, saying, "What shall we drink?"
ときに、民はモーセにつぶやいて言った、「わたしたちは何を飲むのですか」。
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当然である。水と塩は欠かせない。
が、以降、度々こういう水と食料の問題でモーセを泣かせるようだ。

当然であろうが、不信による不平不満を言ってはいけない。
旧約の世界は恐ろしい。

今回は、すぐに次の25節で飲めることとなったからよかったが。

第14章 1-31 海が割れる [出エジプト記]

この章でモーセは海を割った。
素晴らしいですね。

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Moses stretched out his hand over the sea, and Yahweh caused the sea to go back by a strong east wind all the night, and made the sea dry land, and the waters were divided.
モーセが手を海の上にさし伸べたので、主は夜もすがら強い東風をもって海を退かせ、海を陸地とされ、水は分かれた。
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mose.JPG

これはイギリスの老舗アパレルメーカーAllen Sollyのポスター

第13章 1-22 聖別 [出エジプト記]

「聖別」とは神の物であると区別して扱うことで、
2節の場合、「神に生贄として捧げよ」となる。

2
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"Sanctify to me all of the firstborn, whatever opens the womb among the children of Israel, both of man and of animal. It is mine."
「イスラエルの人々のうちで、すべてのういご、すなわちすべて初めに胎を開いたものを、人であれ、獣であれ、みな、わたしのために聖別しなければならない。それはわたしのものである」。
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エジプトの人と家畜の初子を犠牲にしたので、神はイスラエル人にも代価を求めた。
幸い人間の初子は銀5シェケルで済んだ。

第12章 29-51 血の儀式 [出エジプト記]

今日は1月14日。まったく狙った訳ではございません。
偶然とはいえ、これも縁なのやもしれません。

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It happened at the end of four hundred thirty years, even the same day it happened, that all the armies of Yahweh went out from the land of Egypt.
四百三十年の終りとなって、ちょうどその日に、主の全軍はエジプトの国を出た。
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主の「armies」とは成人男子60万のことだろう。
彼らの前では、エジプト人は金銀を惜しみなく提供したということだろう。

これだけのことが行われたわけですから、
毎年の儀式を守らないと精神がもたないのかもしれません。

第12章 1-28 過越祭 [出エジプト記]

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This day shall be to you for a memorial, and you shall keep it a feast to Yahweh: throughout your generations you shall keep it a feast by an ordinance forever.
この日はあなたがたに記念となり、あなたがたは主の祭としてこれを守り、代々、永久の定めとしてこれを守らなければならない。
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春(3~4月)が正月で、14日に小羊を焼いて食べる。
この章で詳細が記されている。

その小羊の血を家の2つの柱とかもいに塗ることで、神を信じる家の目印となり、
殺害から免れる。

忠臣蔵の討ち入り日も14日だが不思議な縁ではある。
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