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第14章 1-15 戦友カレブの要求 [ヨシュア記]

イスラエルの各部族の「分け前」がクジで決められた。
そして、「自分に土地をくれ」とヨシュアに申し出た男がいた。

彼は、エジプト脱出後、少しして派遣されたカナン偵察隊の一人カレブだった。


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"Now, behold, Yahweh has kept me alive, as he spoke, these forty-five years, from the time that Yahweh spoke this word to Moses, while Israel walked in the wilderness. Now, behold, I am eighty-five years old, today.
主がこの言葉をモーセに語られた時からこのかた、イスラエルが荒野に歩んだ四十五年の間、主は言われたように、わたしを生きながらえさせてくださいました。わたしは今日すでに八十五歳ですが、
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ヨシュアとカレブだけが生き残った。

45年の戦友だった。その彼は当時40で現在85。

しかし、主人公のヨシュアの年齢が不明である。
当時から指揮官を務めていたようなので、20歳そこそことは考えにくい。

なら、ヨシュアも40以上、あるいは60で、現在は105位かもしれない。

てっきり20そこそこの若僧と勘違いしてました。

第13章 1-33 生き残ったカナン人 [ヨシュア記]

イスラエルは完全な聖絶はしていないようだ。

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Nevertheless the children of Israel didn't drive out the Geshurites, nor the Maacathites: but Geshur and Maacath dwell in the midst of Israel to this day.
ただし、イスラエルの人々は、ゲシュルびとと、マアカびとを追い払わなかった。ゲシュルびとと、マアカびとは、今日までイスラエルのうちに住んでいる。
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後に、このゲシュルの王女とダビデに子がうまれ、問題を起こしているそうだ。

このことで、完全な聖絶をすべきだったと考える向きもあるようだ。
日本なら平家が源氏を生かしたようなものだろう。

第12章 1-24 サーティワン [ヨシュア記]

この章は、ヨルダン川の両側、31人の王のリストである。


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the king of Tirzah, one: all the kings thirty-one.
テルザの王ひとり。合わせて三十一王である。
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サムスン電子の名の由来は旧約からだとは知っていたので、
アイスクリームの31が気になった。

すると、1ヶ月31日毎日違う味を食べてもらいたいということだった。
まぁ、殺した王の数というのはさすがに体裁悪いでしょう。

第11章 1-23 悪の枢軸、北部連合征圧か [ヨシュア記]

カナンの南部の征圧が終え、この章で北部に進軍する。
北部の王たちも連合を組みイスラエルに攻める。

その理由を

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For it was of Yahweh to harden their hearts, to come against Israel in battle, that he might utterly destroy them, that they might have no favor, but that he might destroy them, as Yahweh commanded Moses.
彼らが心をかたくなにして、イスラエルに攻めよせたのは、もともと主がそうさせられたので、彼らがのろわれた者となり、あわれみを受けず、ことごとく滅ぼされるためであった。主がモーセに命じられたとおりである。
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主が彼らのこころをかたくなにした、のであり、悪魔が原因ではない。


ブッシュが特定の国に悪魔だと口で言ったが、
聖書では二元論には立たない。

イエスが40日荒野にいた時に悪魔がきたが、
どういうことなのでしょうね。

悪霊なのでしょうね。

第10章 1-43 5人の王を木に吊るす [ヨシュア記]

前章までに、

エリコ
アイ
ギルガル

3都市を占領した。


エルサレム
ヘブロン
ヤルムテ
ラキシ
エグロン

これら5人の王は連合して、イスラエルとの戦いを放棄したギルガルを攻めた。

マッケダ
リブナ
デヒル

も戦場となった。

結果、

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Joshua took all these kings and their land at one time, because Yahweh, the God of Israel, fought for Israel.
イスラエルの神、主がイスラエルのために戦われたので、ヨシュアはこれらすべての王たちと、その地をいちどきに取った。
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ド短期にもかかわらず、勝ち続けた。
人間対人間の戦いではあるが、神が戦われなかったら負けていた。

王が生け捕りにされる前に自害するという発想は無かったのだろうか。
木に吊るされたくはないと思うのですが。

第9章 1-27 騙して契約する [ヨシュア記]

ギブオン人は自分たちもイスラエルの聖絶に合うと知り、
一計を案じた。


イスラエルが狙っていたカナンとは違う遠方から来たと偽った。
服も靴も古着を来て、いかにも遠くから着たことを演出した。

その上で契約を結んだ。

しかし、3日後に露呈したが、一旦成した契約を反故にするのかが問題となった。


「そうでもしなければ契約してくれないだろ」

ということだが、「殺すなら殺せ」という態度ではある。


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Now, behold, we are in your hand. Do to us as it seems good and right to you to do."
われわれは、今、あなたの手のうちにあります。われわれにあなたがして良いと思い、正しいと思うことをしてください」。
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が、威勢はない。どうしようもなかった。

結局、奴隷となった。しかしモーセの律法における奴隷の保護の対象だったようだ。

ギブオン人を聖書では卑怯扱いせず、賢く立ちまわった、としているらしい。
杓子定規でなく救いがあるのがうれしいところです。

第8章 1-35 アイ攻め、伏兵を置く [ヨシュア記]

ヨシュアはアイ攻めにあたり、伏兵を用意し、
主力が逃げたフリをして敵が追いかけてきたら、
伏兵が町を攻めるという作戦を実行した。

これを主から聞いたことになっているが、
思いつき、アイデアといったことは全て、
良いことは神からもたらされたものなのでしょう。

これを昔は笑っていましたが、
恐ろしいことです。

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nly the livestock and the spoil of that city Israel took for prey to themselves, according to the word of Yahweh which he commanded Joshua.
ただし、その町の家畜および、ぶんどり品はイスラエルびとが自分たちの戦利品として取った。主がヨシュアに命じられた言葉にしたがったのである。
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聖絶は皆殺しの他に、所有物の取り扱いが異なる場合がある。
エリコ攻めの場合は、貴金属はヤーヴェの物だが、それ以外は一切不可。
今回のアイ攻めの場合は、戦利品を取っていいとなっている。

その判断はヤーヴェのようだ。

第7章 1-26 神の所有物を着服する [ヨシュア記]

イスラエルは、エリコの後、アイを攻めた。

が、負けてしまった。3000人の出兵で36人程度ならと考えてはいけない。

負けるはずのない戦いに負けて、死者を出したこと自体、
神がお見捨てになったということではないか。


という、恐怖そのものである。


負けた理由は、エリコ聖絶の際に、着服した連中がいたことだった。


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Israel has sinned. Yes, they have even transgressed my covenant which I commanded them. Yes, they have even taken of the devoted things, and have also stolen, and also deceived. They have even put it among their own stuff.
イスラエルは罪を犯し、わたしが彼らに命じておいた契約を破った。彼らは奉納物を取り、盗み、かつ偽って、それを自分の所有物のうちに入れた。
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「今から戻せばいいだろう、」
政治家が違法献金を返して終わり、という訳にはいかない。

神の所有物を盗むという重罪となる。

死罪、しかも、自白しようが家族もろとも石打の後、火あぶりだった。


恐ろしい。

神父に色目使って恋仲になった女性が悲惨な死に至る映画があったが、
神の所有物を軽く考えると痛い目ですまないだろう。


第6章 1-27 聖絶と貴金属 [ヨシュア記]

エリコの町を包囲し、1日1回周囲を行進したようだ。

7人の祭司が雄羊の角のラッパを吹く。

7日目に7回周り、ラッパの合図で皆が大声を上げて、
周囲の壁が壊れ、聖絶となる。

以前に約束したラハブの家族は助けた。
もちろん、こういう約束は反故にしない。


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They burnt the city with fire, and all that was in it. Only they put the silver, the gold, and the vessels of brass and of iron into the treasury of Yahweh's house.
そして火で町とその中のすべてのものを焼いた。ただ、銀と金、青銅と鉄の器は、主の家の倉に納めた。
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完全なるウィルス扱いだろう。火に耐えれる金属のみ倉に納めた。

聖絶は貴金属も埋めるものだと思っていたが、
どうやらケースによって違うのかもしれない。

第5章 1-15 キリスト、ヨシュアと出会う [ヨシュア記]


前半は割礼の話だが、13-15の3節に突然、一人の男が現れる。

ヨシュアは敵か味方かを聞いた。

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He said, "No; but I have come now as commander of Yahweh's army." Joshua fell on his face to the earth, and worshipped, and said to him, "What does my lord say to his servant?"
彼は言った、「いや、わたしは主の軍勢の将として今きたのだ」。ヨシュアは地にひれ伏し拝して言った、「わが主は何をしもべに告げようとされるのですか」。
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すごい会話だ。

いきなり、「主の軍勢の将」だと言う。
あり得ない展開に普通はビビるだろう。

ここでヨシュアはひれ伏したのを男は拒否せず受けた。

神からの御使は礼拝を受けない。
よって、神の子と考えられるようだ。
イエス・キリストがここで登場したのやもしれない。