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第116篇~第117篇 [詩篇]

第117篇は、2節のみの最も短い一篇だそうだ。


まず、NIVは読めますね。

1-2 NIV
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Praise the Lord, all you nations;
extol him, all you peoples.
For great is his love toward us,
and the faithfulness of the Lord endures forever.

Praise the Lord.
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新共同
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すべての国よ、主を賛美せよ。すべての民よ、主をほめたたえよ。
主の慈しみとまことはとこしえに わたしたちを超えて力強い。ハレルヤ。
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分かりやすい。


文語訳
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もろもろの國よなんぢらヱホバを讃めまつれ もろもろの民よなんぢらヱホバを稱へまつれ
そはわれらに賜ふその憐憫はおほいなり ヱホバの眞實はとこしへに絶ゆることなしヱホバをほめまつれ
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明治時代の礼拝やミサでは、こういう感じだったのでしょうね。


最後に、

KJV(欽定訳)
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O praise the Lord, all ye nations: praise him, all ye people.

For his merciful kindness is great toward us: and the truth of the Lord endureth for ever. Praise ye the Lord.
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タマに読むのはいいですが、欽定訳で読み通すのは苦行でしょう。
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第115篇 [詩篇]

俘囚後の喜びの中での賛美の詩だそうだ。



17-18 NIV - 新共同
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It is not the dead who praise the Lord,
those who go down to the place of silence;
it is we who extol the Lord,
both now and forevermore.

Praise the Lord.

主を賛美するのは死者ではない 沈黙の国へ去った人々ではない。
わたしたちこそ、主をたたえよう 今も、そしてとこしえに。ハレルヤ。
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今回、リビングバイブルが直球で胸にきましたね。

JLB
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死人は、主を賛美することもできません。
 しかし、私たちには、それができます。
主をいつまでもほめたたえましょう。
ハレルヤ。
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第113篇~第114篇 [詩篇]


第114篇は、ダンテの『神曲』に応用されたそうだ。

114-8 NIV - 新共同
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who turned the rock into a pool,
the hard rock into springs of water.

岩を水のみなぎるところとし 硬い岩を水の溢れる泉とする方の御前に。
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これはモーセが岩から水を出して神のごとく自分を扱ったシーンを
指しているのやもしれません。


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第112篇 [詩篇]

10 NIV-新共同
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The wicked will see and be vexed,
they will gnash their teeth and waste away;
the longings of the wicked will come to nothing.
神に逆らう者はそれを見て憤り 歯ぎしりし、力を失う。神に逆らう者の野望は滅びる。

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時間の幅はあるのでしょう。
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#95 西郷どんと聖書 高原剛一郎 20180527 [HCA]

(2018日)岩倉使節団の留守中、西郷が大活躍で、
帰国組が西郷の頭を抑えにかかり、岩倉が天皇を使って
止めたというのも、現実はやらしい動きでした。
「敬天愛人」、ネタではなく極めて真面目な四字熟語でした。


---memo

西郷 写真1枚もない 明治天皇に断る

斉彬 トランプ ルイヴィトン
   黒船事前に知る
    写真好き

 死後 西郷は睨まれる


明治維新 西郷島流し終え5年で 

 2つ 幕府潰す260年  武家社会潰す700年

 更地後設計がなかった
  →岩倉使節団107人
  
  留守の西郷 釘刺される 大きな変更するな
   が、10個の改革

   ・恩赦特赦の乱発 だけでなく要職に抜擢
   ・徴兵制  士族の存在理由を奪う
   ・キリスト教禁制の撤廃 m6.1
      浦上弾圧 木戸孝允
          →遠藤周作『最後の殉教者』
      木戸の留守中にする 勝海舟の後押し

    弟子 有馬藤太 京都で警察 薩摩警察多い
      西郷は新旧約を読み、人に勧めていた

   敬天愛人 西国立志編 中村正直(友人) 
         (ベストセラー学問のすすめに次ぐ)
       
    天(聖書の父なる神のこと)

  横浜の教会 洗礼名簿 関東大震災で消滅


    m6 征韓論 激高したのを止めたのが西郷

   西郷に朝鮮に行かせたら殺される 建前
     10の改革で国内人気 これ以上活躍させたくないのが帰国組

    岩倉が明治天皇を使って朝鮮行きをやめさせる

   → 西郷が薩摩に帰る  官僚600人辞表叩きつける

    大久保の弟子 川路よしとし (今で警視総監)
      24人のスパイ送る

    総大将に担がれるが指揮しない。
      ヘタな戦で死亡

     理由2つ 自分の死で2度と内乱を起こさせない
          井上薫や山県が反省

       イエスの贖い→  

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第111篇 [詩篇]


確かに、主を畏れる前の知恵なぞ知恵ではなく、小賢しいものでした。


10 NIV-新共同
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The fear of the Lord is the beginning of wisdom;
all who follow his precepts have good understanding.
To him belongs eternal praise.

主をを畏れることは知恵の初め。これを行う人はすぐれた思慮を得る。主の賛美は永遠に続く。

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第110篇 [詩篇]

謎多きメルキゼデクが登場する。


4 NIV-新共同
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The Lord has sworn
and will not change his mind:
“You are a priest forever,
in the order of Melchizedek.”

主は誓い、思い返されることはない。「わたしの言葉に従って あなたはとこしえの祭司 メルキゼデク(わたしの正しい王)。」

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私の拙い記憶では、アブラハムが伏した祭司で、財産の10分の1を献じた。
ここが凄い。

アブラハムの宗教の祖よりも上位に位置している。
そしてユダ族のダビデの子孫からメシアが登場する。

イエスがメルキゼデクのような祭司だとされているから、
モーセ、エリヤといった預言者とは次元が異なっている。

興味深い対象ですね。
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第109篇 [詩篇]

稀にみる呪詛に満ちた詩。
自分を「貧しく乏しい者」としているのでダビデとは考えにくい。



24
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My knees give way from fasting;
my body is thin and gaunt.

断食して膝は弱くなり からだは脂肪を失い、衰えて行きます。
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ダビデがここまで追い込まれたことは記憶にないですね。



それはいいとして、

呪詛する詩だが、
新約前の律法の時代とはいえ、あまりにもネガティブな思考だった。


こういう想念を持ち続けるのは精神衛生上、私は採用しませんね。
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第108篇 [詩篇]

合成詩で、ダビデの詩としているそうだ。


13 NIV - JLB - 新共同
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With God we will gain the victory,
and he will trample down our enemies.

神の助けさえあれば、
勇敢に戦うことができます。
神が敵を踏みにじってくださるからです。

神と共に我らは力を振るいます。神が敵を踏みにじってくださいます。

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敵に勝利するのは神であって、人間は自分の力に神の助けがあれば戦えるとしている。
自分の努力で勝つのではない。

ここに謙虚さがある。

日本スポーツの数々の不祥事には謙虚さが無いですね。
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第107篇 [詩篇]

捕囚から帰還した後の感謝の詩のようだ。


43節中、4回繰り返すセンテンスが2つある。


6,13,19,28 NIV-新共同
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Then they cried out to the Lord in their trouble,
and he delivered them from their distress.

苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと 主は彼らを苦しみから救ってくださった。
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8,15,21,31 NIV-新共同
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Let them give thanks to the Lord for his unfailing love
and his wonderful deeds for mankind,

主に感謝せよ。主は慈しみ深く 人の子らに驚くべき御業を成し遂げられる。
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感涙ですね。
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