SSブログ

第40章 どうしようもない展開 [創世記]

ヨセフは奴隷として売られ、今では監獄生活となった。
しかも無実でだった。

その中で信頼を得る努力をし、1人の男と約束をしたが、
彼は守らず、ヨセフを放置した。


23 NIV-JLB
----
The chief cupbearer, however, did not remember Joseph; he forgot him.
ところが、毒味役はあまりにうれしくて、ヨセフのことを思い出さず、王に口添えすることをすっかり忘れてしまいました。
----


自分の努力ではどうしようもない展開が起こることもある。
そこからの回復や切り抜けることがなかなかできないことを
自己責任論で語るのは、人間して屑の部類でしょう、
nice!(0)  コメント(0) 

ブルース・ブラザーズ (TV日本語吹替) 教会 [聖歌・讃美歌等]

(1980米)『ブルース・ブラザース』というアメリカ映画だそうだ。
タマタマ見つけた映像だが、面白そうではある。
ヤフー映画で4.1と高評価でもあるが、133分と長い。

気分が乗ってきたら、借りようと思います。



nice!(0)  コメント(0) 

第39章 有意義な監獄生活へ [創世記]

ヨセフはファラオに仕える役人に買い取られた。
彼はヨセフが神と共にいると知り、財産の管理を全て任せた。
順風かと思われたが、その役人の妻に求められることとなった。

何度も断っていると、キレてヨセフが求めたことにして、
夫に文句を言った。


19 NIV-JLB
----
When his master heard the story his wife told him, saying, “This is how your slave treated me,” he burned with anger.
主人がかんかんに怒ったのは、言うまでもありません。
----

そして、監獄に入れた。が、神と共にいるヨセフはそこの所長に仕事を任されることになった、


という章だった。


19節だが、以前、どこかで別の解釈を読んだことがあった。

これは、夫が妻の嘘を瞬時に見抜いたが、
「嘘つけ、お前が求めたのだろ」と言えば、問題が生じるので、
ヨセフを監獄送りにした。


いずれにせよ、
どのような仕打ちを受けようが、腐ったら終わりということでしょう。
nice!(1)  コメント(0) 

第38章 タマルの復讐と救い [創世記]

ユダはヨセフを奴隷として商人に売ることで、とりあえず命は救った。
後で買い取りすることはせず、放置した。

が、確か、エジプトで後に末弟の身代わりを引き受けた記憶がある。

ヤコブの長子の権からはユダは外されるが、元々ルベンの権なので、
外されてもヤコブの兄エサウのショック程のことはなかった。

そのユダは、激しく、ディナの復讐で聖絶せずに略奪までした愚かな面もあったので、
子に影響があったのでしょう。

長男と次男が、神に離れていたので若く死んだ。

嫁はカナン人だったのだろうが、当時のユダヤ社会では
子がなく夫が死去した場合は兄弟が跡継ぎを作る義務があったそうだ。

タマルは末弟が成人するまで待ったが、放置されたので、
ユダを騙すにいたった。


27 NIV-JLB
----
When the time came for her to give birth, there were twin boys in her womb.
月が満ちて、タマルはふたごの男の子を産みました。
----


ユダが悪く、タマルはユダの子を産み、後にダビデの祖となる。
後のルツもそうだが、神さまは異邦人も救いの計画に含めている。


タマルにしたら夫が二人死に、実家で待機を命じられ、
そのまま放置の踏んだり蹴ったりだったが、救われた。
少々荒業を使おうが構わないということでもあった。
nice!(0)  コメント(0) 

第37章 父の息子を奴隷として売る [創世記]


ヨセフが17の時、他の兄弟から嫌われた。

理由は兄たちの悪いことを父に報告したこと。
父から特別の服を与えられもする愛情を注がれていたこと。
年老いてからの子ということとラケルの子というのが大きいのでしょう。
しかも、夢の中で兄たちがヨセフに拝礼することを話すこと。

常識人でもヨセフに腹が立つでしょう。
が、この兄たちは荒かったのでヨセフを殺そうとなった。

が、ルベンは、穴に入れようと提案して、とりあえず殺すことを回避した。
ユダは商人に売ろうと提案して命を金に変えた。

誰も本気で助けようとはしなかった。


32 NIV-JLB
----
They took the ornate robe back to their father and said, “We found this. Examine it to see whether it is your son’s robe.”
そして何くわぬ顔でそれを父親のところへ持って行き、だれのものか調べてほしいと頼んだのです。「お父さん、これを野で見つけました。ヨセフの上着のようですが、違いますか。」
----

日本語訳では「ヨセフの上着」となっているが、英文では「あなたの息子の上着」
となっている。

自分の兄弟とせず罪悪感を感じない言い方になるのでしょう。
最低な息子たちだった。

それでも神の意思がルベンとユダに介入し、命が失われずに済んだのでしょう。
nice!(1)  コメント(0) 

第36章 登場する女性の名 [創世記]

系図が横になっており分かりにくいが、女性が赤字になっていることと、
注があるのでリンクを張る。



聖書資料館 栄光の門



25 NIV-JLB
----
The children of Anah:
Dishon and Oholibamah daughter of Anah.
アナの子は、ディション、オホリバマ。
----


系図の注に書いているように、娘の名は意味なく出ないそうだ。
1回目の通読では見過ごしていたが、読むたびに何か気づくのでしょう。
nice!(0)  コメント(0) 

第35章 兄弟の和解と父の死

兄エサウを騙して故郷を去った後、ベテルで神より祝福を受けた

28-29 NIV-JLB
----
Isaac lived a hundred and eighty years. 29 Then he breathed his last and died and was gathered to his people, old and full of years. And his sons Esau and Jacob buried him.

その後まもなく、イサクは天寿を全うして百八十歳で死にました。彼の子エサウとヤコブが二人で父を葬りました。
----

母リベカはヤコブが戻る前に亡くなったのでしょう。
兄弟殺しが起きかねなかった二人が父を葬った。

マクペラの洞窟では、アブラハム、サラ、イサク、リベカ、ヤコブ、レア
の6名が眠っているという。

血縁関係の表を見つけることができた。
↓の手書きが逆に分かりやすかった。
この章までのたった3世代でも、「もの凄い」物語でした。



(アブラハムの系図)日本キリスト教富谷教会 礼拝説教 辺見宗邦牧師


nice!(0)  コメント(0) 

第34章 過剰な報復 [創世記]

ディナの辱めに対して、相手が結婚と無制限の結納金を提案してきた。
が、シメオンとレビは、村の男たちを動けなくして殺すため、
割礼を受ければ同じ神の民となれお互いの民族の婚姻が可能となると
友好的態度を取った。

そして、動けなくして男は皆殺し、略奪をした。

この件に関して、どうすればいいのか明確な指示は書かれていない。

「50シケルと結婚で」という法規もあったようだが、
今回、相手が「言い値」でよいと誠実そうではある。

それも許せないなら相手個人を殺すことで最小限となる。
そう考えれば、シメオンとレビの行為はやり過ぎと言える。

が、レイプ魔の父が言ったのは、割礼の提案を村の人々に伝えた際、

23 NIV-JLB
----
Won’t their livestock, their property and all their other animals become ours? So let us agree to their terms, and they will settle among us.”

簡単なことじゃないか。ただそれだけで彼らのものは全部われわれのものになり、この土地も豊かになるのだ。どうだろう、みんな、あの人たちがここに住めるように、この提案に賛成してくれないか。」
----


と、ヤコブの群れを狙っている。動機が不純である、

シメオンとレビが、信仰上必要とされる「割礼」を利用したことを
神の冒涜とも考えられる。

が、その「割礼」をこの村の連中はヤコブたちの家畜など財産目的のために
利用したと言え、神への冒涜のレベルは、村の男たちの方である。

よって、シメオンとレビが、神を冒涜する腐った連中を殺したことは正しいと考えることもできる。
が、やり過ぎたので、シメオンとレビは長子の権から外された。
長男ルベンがヤコブのソバメとの性的関係で外され、
ヨセフとなる。

聖絶は金品など略奪してはならない。
その意味で、シメオンとレビが「やり過ぎ」だったのであり、
2人の罰が「その程度」で済んだとも考えられる。


むろん、この章を神さまが肯定されていると顕教としては
認められないでしょうね。

nice!(0)  コメント(0) 

【本の旅】『知っておきたい日本の宗教とキリスト教』勝本 正實 2018-08-31[471] [CGNTV]

(2018日)「各々の教えの中にも真理があり、それを認め、敬意を払う」
ということに全く同感でした。

10代で受洗し、神学校の後に仏教系の大学を小乗系と大乗系で2つ通われるといった
「熱心なクリスチャン」に驚きでした。

本の旅.jpg
CGNTV【本の旅】『知っておきたい日本の宗教とキリスト教』勝本 正實2018-08-31[471]

----memo

比較宗教

比較して独自性を探す
優劣ではない

相違点 共通点を探す

基本的に敬意を払う

各々の教えの中にも真理が含まれていることは認める

神道には「天国地獄」がなく「あの世」なので、救いを教えない

----

どうして戦争が起きるのか

戦争は避けられない
信仰を表看板にすると大義名分となるので都合がよい
「神の名において」
今でも

宗教が戦争しているのではなく、人間のエゴが

----

アテネの人々の信仰背景

日本の教会の使命
nice!(1)  コメント(0) 

第33章 信仰と礼儀 [創世記]

感激の再会だった。

4 NIV-JLB
----
But Esau ran to meet Jacob and embraced him; he threw his arms around his neck and kissed him. And they wept.
それを見たエサウは走り寄って出迎え、弟をきつく抱きしめると、愛情を込めて口づけをしました。感激のあまり、二人は涙にくれるばかりです。
----

が、贈り物の行列抜きで、いきなりヤコブが先頭だったらどうだろうか。

はじめは涙の再会でもスグに

「随分と、家畜を引き連れて帰ってきたが、お土産も無しか。
  父を騙して祝福を受けながら、ノコノコと顔を見せにきたわけか」

となるやもしれない。


神さまを信仰していれば、礼儀を無視しても全て神様が守ってくださる、
と考えるのは甘えすぎでしょう。

祝福を奪って逃げたなら、謝罪だろうし、
謝罪の直接の言葉を避けるなら、贈り物と「わが主」という
言葉で詫びる姿勢がいるでしょう。
nice!(1)  コメント(0)