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第38章 タマルの復讐と救い [創世記]

ユダはヨセフを奴隷として商人に売ることで、とりあえず命は救った。
後で買い取りすることはせず、放置した。

が、確か、エジプトで後に末弟の身代わりを引き受けた記憶がある。

ヤコブの長子の権からはユダは外されるが、元々ルベンの権なので、
外されてもヤコブの兄エサウのショック程のことはなかった。

そのユダは、激しく、ディナの復讐で聖絶せずに略奪までした愚かな面もあったので、
子に影響があったのでしょう。

長男と次男が、神に離れていたので若く死んだ。

嫁はカナン人だったのだろうが、当時のユダヤ社会では
子がなく夫が死去した場合は兄弟が跡継ぎを作る義務があったそうだ。

タマルは末弟が成人するまで待ったが、放置されたので、
ユダを騙すにいたった。


27 NIV-JLB
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When the time came for her to give birth, there were twin boys in her womb.
月が満ちて、タマルはふたごの男の子を産みました。
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ユダが悪く、タマルはユダの子を産み、後にダビデの祖となる。
後のルツもそうだが、神さまは異邦人も救いの計画に含めている。


タマルにしたら夫が二人死に、実家で待機を命じられ、
そのまま放置の踏んだり蹴ったりだったが、救われた。
少々荒業を使おうが構わないということでもあった。
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