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第33章 信仰と礼儀 [創世記]

感激の再会だった。

4 NIV-JLB
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But Esau ran to meet Jacob and embraced him; he threw his arms around his neck and kissed him. And they wept.
それを見たエサウは走り寄って出迎え、弟をきつく抱きしめると、愛情を込めて口づけをしました。感激のあまり、二人は涙にくれるばかりです。
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が、贈り物の行列抜きで、いきなりヤコブが先頭だったらどうだろうか。

はじめは涙の再会でもスグに

「随分と、家畜を引き連れて帰ってきたが、お土産も無しか。
  父を騙して祝福を受けながら、ノコノコと顔を見せにきたわけか」

となるやもしれない。


神さまを信仰していれば、礼儀を無視しても全て神様が守ってくださる、
と考えるのは甘えすぎでしょう。

祝福を奪って逃げたなら、謝罪だろうし、
謝罪の直接の言葉を避けるなら、贈り物と「わが主」という
言葉で詫びる姿勢がいるでしょう。
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