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ヨエル書 第2章 1-17 祭司への勧告 [十二小預言書]

元々は神に仕えていた祭司だったが、
その祭司に神はヨエルを通して「泣いて、祈れ」と勧告した。

罪が無ければ、そういう言い方はなさらない。
偶像に走ったが由でしょう。


17 NIV-JLB
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Let the priests, who minister before the Lord,
weep between the portico and the altar.
Let them say, “Spare your people, Lord.
Do not make your inheritance an object of scorn,
a byword among the nations.
Why should they say among the peoples,
‘Where is their God?’”
神に仕える祭司たちは、民と祭壇の間に立って、
泣きながら祈るがいい。
「神様、あなたの民をお救いください。
あなたに属する者たちなのですから、
異教徒の支配下に置かないでください。
『彼らの神はどこにいるのか。
きっと弱くて、何もできないのだろう』と、
異教徒にあざけられないようにしてください。」
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17 口語訳55
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主に仕える祭司たちは、
廊と祭壇との間で泣いて言え、
「主よ、あなたの民をゆるし、
あなたの嗣業をもろもろの国民のうちに、
そしりと笑い草にさせないでください。
どうしてもろもろの国民に、
『彼らの神はどこにいるのか』と
言わせてよいでしょうか」。
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英訳で「among the nations」となっているのを
リビングバイブルで「異教徒」とし、
口語訳で「もろもろの国民」としているが、

この時代に宗教と区別された国民国家が形成されている訳ではないので、
「異教徒」が実態でしょう。



「牧師の書斎」を参照しましたが、第2章を2つに分けられていたので、私も合わせました。
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