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ヨエル書 第2章 28-32 終りの時 [十二小預言書]

ヨエル書の2:28-32 は、ヘブライ語聖書では第3章と独立しているそうだ。

それだけ大きな意味があり、使徒行伝2:17-21 
でペテロが丸々引用していた。


28 NIV-JLB
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“And afterward,
I will pour out my Spirit on all people.
Your sons and daughters will prophesy,
your old men will dream dreams,
your young men will see visions.
わたしは再び雨を注いだあと、
わたしはあなたがたすべてにわたしの霊を注ぐ。
その時、あなたがたの息子、娘は預言し、
老人は夢を見、若者は幻を見る。
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28 口語訳55
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その後わたしはわが霊を
すべての肉なる者に注ぐ。
あなたがたのむすこ、娘は預言をし、
あなたがたの老人たちは夢を見、
あなたがたの若者たちは幻を見る。
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28 口語訳54 使徒行伝
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『神がこう仰せになる。
終りの時には、
わたしの霊をすべての人に注ごう。
そして、あなたがたのむすこ娘は預言をし、
若者たちは幻を見、
老人たちは夢を見るであろう。
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「雨を注いだ後」とは大患難時代が終わり、という意味でしょう。
「全ての人」というのは、ユダの人が第一義的だそうだ。

ということは、その他の地域ではクリスチャンでない場合は、
裁かれる対象ということなのでしょう。


ヘブライ語聖書で独立させているということは、
メシアを期待しているということのようだが、
イエスの再臨だとは考えていないということでしょう。

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ヨエル書 第2章 18-27 神の償い [十二小預言書]

神に「償う」という言葉にしっくりこなかった。


25 NIV-JLB
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“I will repay you for the years the locusts have eaten—
the great locust and the young locust,
the other locusts and the locust swarm[b]—
my great army that I sent among you.
「わたしは、いなご――あなたがたを滅ぼすために
送り込んだ軍勢――が食い尽くした作物を返そう。
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25 口語訳55
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わたしがあなたがたに送った大軍、
すなわち群がるいなご、とびいなご、
滅ぼすいなご、かみ食らういなごの食った年をわたしはあなたがたに償う。
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イスラエルの罪により、「いなご」が与えられ、人は地獄を見る。
が、悔い改めると、「repay」してくださる。

ヨブもそうだった。
ヨブは罪はなかったが、主は後に幸せにされた。

個人に適用されるか、集団への適用かは、人間には分からないのでしょう。
が、主を信頼し信仰に生きることでしか、人間は平安を維持できないのでしょう。

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ヨエル書 第2章 1-17 祭司への勧告 [十二小預言書]

元々は神に仕えていた祭司だったが、
その祭司に神はヨエルを通して「泣いて、祈れ」と勧告した。

罪が無ければ、そういう言い方はなさらない。
偶像に走ったが由でしょう。


17 NIV-JLB
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Let the priests, who minister before the Lord,
weep between the portico and the altar.
Let them say, “Spare your people, Lord.
Do not make your inheritance an object of scorn,
a byword among the nations.
Why should they say among the peoples,
‘Where is their God?’”
神に仕える祭司たちは、民と祭壇の間に立って、
泣きながら祈るがいい。
「神様、あなたの民をお救いください。
あなたに属する者たちなのですから、
異教徒の支配下に置かないでください。
『彼らの神はどこにいるのか。
きっと弱くて、何もできないのだろう』と、
異教徒にあざけられないようにしてください。」
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17 口語訳55
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主に仕える祭司たちは、
廊と祭壇との間で泣いて言え、
「主よ、あなたの民をゆるし、
あなたの嗣業をもろもろの国民のうちに、
そしりと笑い草にさせないでください。
どうしてもろもろの国民に、
『彼らの神はどこにいるのか』と
言わせてよいでしょうか」。
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英訳で「among the nations」となっているのを
リビングバイブルで「異教徒」とし、
口語訳で「もろもろの国民」としているが、

この時代に宗教と区別された国民国家が形成されている訳ではないので、
「異教徒」が実態でしょう。



「牧師の書斎」を参照しましたが、第2章を2つに分けられていたので、私も合わせました。
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ヨエル書 第1章 1-20 「いなご」に滅ぼされる。 [十二小預言書]

「いなご」に滅ぼされる。
これは、周辺諸国の暗示でもあったのでしょう。


14 NIV-JLB
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Declare a holy fast;
call a sacred assembly.
Summon the elders
and all who live in the land
to the house of the Lord your God,
and cry out to the Lord.
断食を布告し、
聖なる集会に集まるよう呼びかけなさい。
主の神殿に、長老たちと全国民を集め、
神の前で泣き悲しめ。
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14 口語訳55
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あなたがたは断食を聖別し、
聖会を召集し、長老たちを集め、
国の民をことごとくあなたがたの神、主の家に集め、
主に向かって叫べ。
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リビングバイブルですね。

神の前で泣き「許しを請え」ということでしょう。

そうすれば、民族の極一部は残しておいてやる、ということでしょうね。
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主よ、御許に近づかん [聖歌・讃美歌等]

皆さま、お休みなさい。

映画『タイタニック』でしたね。
ここまで弾けたいですね。




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#29ヨエル書【60分でわかる旧約聖書】 [Harvest Time Ministries]

(2017日)いなご が4回襲ってイスラエルの民も祭司も深く心が沈んだ。
が、ヨエルはその悲しみ、苦難に対して、預言を語った。

現在の私たちは、教会時代に生きている。
ヨエルは、メシアの千年王国にまで言及した。

小預言書は12あり、大預言書との違いは、質ではなく量の違いだそうだが、
短い預言書ほど、聖書に採用されるだけの内容が詰まっているということのようだ。




----memo


冒頭に苦難 良い哀しみ 苦難に変える。→希望

前835頃 南ユダ ヨアシュ王 善王


荒布 悔い改めの時

神のねたみは、敵の侵入など許容できないねたみ。


ハルマゲドンの戦い

ヨエル2:28-3:21 ヘブル語聖書では独立して第3章

聖徒は苦難が無くなるのではなく、苦難の中で平安
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ホセア書 第14章 1-9 主が求めるモノ [十二小預言書]


前節のように、主は、人間の生贄など必要なかった。


2 NIV-JLB
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Take words with you
and return to the Lord.
Say to him:
“Forgive all our sins
and receive us graciously,
that we may offer the fruit of our lips.
願い事を携えて来なさい。
主のもとへ来て、こう言うのです。
「主よ、私たちの罪を取り去り、
恵みによって私たちを受け入れてください。
私たちは賛美のいけにえをささげます。
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2 口語訳55
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あなたがたは言葉を携えて、主に帰って言え、
「不義はことごとくゆるして、
よきものを受けいれてください。
わたしたちは自分のくちびるの実をささげます。
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律法の時代は、動物の生贄がなされ、イエスが最後の生贄となった。
その律法の時代でも、神さまは人間の生贄は望まれなかった。

アブラハムに息子のイサクを捧げよと命じたが、寸止めされた。


神さまは、the fruit of our lips. を好まれる。
「賛美」が第一いうことなのでしょう。


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ホセア書 第13章 1-16 いけにえ [十二小預言書]

2 NIV-JLB
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Now they sin more and more;
they make idols for themselves from their silver,
cleverly fashioned images,
all of them the work of craftsmen.
It is said of these people,
“They offer human sacrifices!
They kiss[a] calf-idols!”
今や民はますます不従順になっています。
銀を溶かして鋳型に入れ、
人の手で巧みに偶像を作っています。
「これにいけにえをささげろ」と言い、
子牛の像に口づけしているのです。
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2 口語訳55
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そして彼らは今もなおますます罪を犯し、
その銀をもって自分のために像を鋳、
巧みに偶像を造る。
これは皆工人のわざである。
彼らは言う、
これに犠牲をささげよ、人々は子牛に口づけせよと。
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「いけにえ」「犠牲」を人間の作った偶像に捧げる。

しかも、日本語訳はボカしているが、human sacrifices 人身御供だった。

そこまでに人は霊的に腐敗するものなのかと少し恐ろしくなりました。
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ホセア書 第12章 1-14 主への侮辱は死罪 [十二小預言書]

14 NIV-JLB
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But Ephraim has aroused his bitter anger;
his Lord will leave on him the guilt of his bloodshed
and will repay him for his contempt.
それなのに、エフライムは主をひどく怒らせました。
その罪の支払いとして、主は死の宣告を下すのです。
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14 口語訳55
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エフライムはいたく主を怒らせた。
それゆえ主はその血のとがを彼の上にのこし、
そのはずかしめを彼に返される。
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13節は、主がモーセを通してエジプトの奴隷生活から助けたことが
書かれている。


なのに、エフライムは主をひどく怒らせた。
神から離れ、異教に礼拝を捧げ、アッシリアやエジプトに貢いで同盟を計画した。

それは、主への侮辱だった。

口語訳では、オブラートに包んでいるが、
リビングバイブルのように、死刑宣告だったのでしょう。

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ホセア書 第11章 1-12 少しは残す? [十二小預言書]


9 NIV-JLB
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I will not carry out my fierce anger,
nor will I devastate Ephraim again.
For I am God, and not a man—
the Holy One among you.
I will not come against their cities.
燃えるような怒りがあなたたちを罰するよう命じるが、
わたしは罰しない。
エフライムを滅ぼすのは、これが最後だ。
わたしは神であって、人ではないからだ。
わたしはあなたたちのうちに住む聖なる者であって、
滅ぼすために来たのではない。
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9 口語訳55
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わたしはわたしの激しい怒りをあらわさない。
わたしは再びエフライムを滅ぼさない。
わたしは神であって、人ではなく、
あなたのうちにいる聖なる者だからである。
わたしは滅ぼすために臨むことをしない。
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エフライムを一度は滅ぼしにかかるが、
完全には滅ぼさない。

will なので 最後は未来のことでしょう。
リビングバイブル訳は過去を語っているが、
口語訳は、未来のことを語っている。


2回目も、滅ぼすことを目的として来ることはないが、
場合によれば、かなり覚悟しておくように、
とも読めますね。
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